本ページでは、クリーンエアやダーティエアなど各車の走行状態をまとめた。なお、タイヤについてはソフト=S、ミディアム=M、ハード=Hと表記した。またクリーンエア部分は太字で記した。
・フェルスタッペン
M-H-Hの2ストップ。
終始クリーンエア。ただし、後ろを見ながら余力を残してのペースと考えられる。
・ペレス
M-Hの1ストップ。
52周目にリカルドを抜くまでダーティエア。その後チェッカーまでクリーンエア。
Fig.2 メルセデス勢のレースペース
・ハミルトン
M-Hの1ストップ。
20周目までノリスの後ろでダーティエア。以降はクリーンエアもダメージの影響あり。ダメージを負ったタイミングは、ショブリンによれば29周目の終わりで、0.6~0.7秒ほどの損失とのこと。
・ボッタス
M-Hの1ストップ。
第1スティント全体でノリスの後ろにいたが、前半は3秒前後の差からピットストップ前には2秒差まで詰めている。これがペースに余裕があったということか、クリーンエアでの走行だったかは不明。第2スティントでは基本的にクリーンエアで、42周目から53周目までハミルトンの後方でダーティエア。
Fig.3 マクラーレン勢のレースペース
・ノリス
M-Hの1ストップ。
第1スティントはクリーンエア。ハミルトンとのバトルにより左リアを余計に使ったとの無線あり。第2スティントはクリーンエアで始まり、48周目からボッタスの2秒以内に入りチェッカーまでダーティエア。
・リカルド
M-Hの1ストップ。
17周目にベッテルを抜くまでソフト勢のトレインでダーティエア。18周目から29周目のピットストップまでクリーンエア。ピットストップ後は2,3周でガスリーの後ろにつき、45周目までダーティエア。その後チェッカーまでクリーンエアも、ペレスやルクレールらに対するディフェンスに徹し、本来のペースで走れていない部分も多い。
Fig.4 フェラーリ勢のレースペース
・ルクレール
M-Hの1ストップ。
第1スティント終盤リカルドがいなくなった30周目からクリーンエア。それ以外は終始ダーティエア。
・サインツ
H-Mの1ストップ。
12周目にラッセルを抜くものの、すぐにルクレールの背後へ。ルクレールがピットに入る34周目付近まで前との間隔を2秒以上あけて抑えて走り、その後クリーンエアでペースアップ。第2スティントはルクレールに追いつく62周目付近までクリーンエア。66周目に譲ってもらい、リカルドを70周目にパス。最終ラップはクリーンエア。
Fig.5 アルファタウリ勢のレースペース
・ガスリー
S-H-Hの2ストップ。
第1スティントで終始クリーンエア。第2スティントはハース勢やジョビナッツィ、ラティフィに引っかかるもパスし、27周目からクリーンエア。32周目付近からアロンソの背後へ。その後34周目付近にはライコネンの背後に迫る。ライコネンがピットインして39周目からクリーンエアが続く。第3スティントは基本的にクリーンエアでラスト3周でルクレールに追いついた。
・角田
S-H-Hの2ストップ。
第1スティントではガスリーの後ろでダーティエア。スティント終盤に2.5秒ほどに離される。第2スティントは目の前にジョビナッツィ、ラティフィがおり、ラティフィの33周目のピットイン後クリーンエア。ピット直前はスティント序盤でやや抑えたペースのサインツが前方2秒以内にいた。第3スティントは終始クリーンエア。
Fig.6 アルピーヌ勢のレースペース
・アロンソ
M-Hの1ストップ。
第1スティントはライコネンの後ろでダーティエア。第2スティントはクリーンエアで始まり、40周目付近からストロールの後ろでダーティエア。ストロールが入り47周目からペースアップし、ラッセルに追いつく50周目付近までクリーンエア。オーバーテイク後は68周目から3周クリーンエア。
・オコン
0周リタイア。
Fig.7 ウィリアムズ勢のレースペース
・ラッセル
M-Hの1ストップ。
集団がスプレッドしてくる18周目付近からクリーンエア。第2スティントは35周目付近からアストンマーティン勢に引っかかり49周目までダーティエア。その後クリーンエアも50周目付近からはアロンソが迫り、後ろを見ながらのレース。
・ラティフィ
M-Hの1ストップ。
集団がスプレッドしてくる15周目付近からクリーンエア。第2スティントはクリーンエアで進み、47周目にオーバーテイクしていったジョビナッツィが8周に渡って2秒以内に留まる。
Fig.8 アストンマーティン勢のレースペース
・ストロール
S-H-Hの2ストップ。
第1スティント終盤の15〜17周目はクリーンエア。第2スティントはダーティエア。40周目からは前方に離されてクリーンエア。第3スティントはクリーンエア。
・ベッテル
S-H-Hの2ストップ。
第1スティントは14周目(インラップ)のみクリーンエア。第2スティントは基本的にダーティエア。38周目からは前方に離されてクリーンエア。第3スティントはクリーンエアで始まり、67周目付近からライコネンの背後へ。
Fig.9 アルファロメオ勢のレースペース
・ジョビナッツィ
M-Hの1ストップ。
第1スティントはダーティエア。第2スティント序盤はクリーンエアも、37周目付近にはラティフィに追いつきダーティエア。47周目にオーバーテイクして以降はクリーンエア。
・ライコネン
H-Mの1ストップ。
ラッセルの背後で30周目までダーティエア。その後ピットストップまではクリーンエア。第2スティントは65周目付近でラッセルとアロンソのバトルに追いつくまでクリーンエア。
Fig.10 ハース勢のレースペース
・シューマッハ
M-Hの1ストップ。
集団がスプレッドしてくる15周目付近からクリーンエア。
・マゼピン
M-H-Hの2ストップ。
ソフトスタートの2ストップ勢に抜かれる19周目付近から前と離れてしまいクリーンエア。ブルーフラッグに苦しんだとの本人の弁。