• 2024/4/27 19:53

2022年ベルギーGP ピットストップ分析

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1. ピット作業の速さ

 以下が国際映像に映った範囲での各々の静止時間だ。

表1 ピットストップ

※ラティフィ(L3)はフロントウィング交換

 アルピーヌはしばしば優れたパフォーマンスを見せており、今回も非常に速いストップを行った。またレッドブルやマクラーレンも上位の常連となっている。

2. ボックスパフォーマンス

 今日のF1ではピットストップの静止時間が国際映像で映されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、公式サイトにて公開されている。

 そこで、当サイトでは

(ピットレーン通過時間)-(静止時間)

を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。

 ベルギーGPのボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。

表2 ボックスパフォーマンス

 最近非常に優れたパフォーマンスを見せているフェルスタッペン。今回も2回のストップとも完璧な速さを見せ、本コース上での走り共々に完全制覇というに相応しい走りだった。

 ジョウもカナダGPでトップタイムをマークしており、今回も優れたパフォーマンスだった。また、前半戦で圧倒的だったペレスはここ数戦は「上位勢の1人」という感じで、やや控えめな状態が続いている。

Analyst: Takumi