• 2024/4/25 23:50

2021年アゼルバイジャンGP 全車の走行状態

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 本ページでは、クリーンエアやダーティエアなど各車の走行状態をまとめた。なお、タイヤについてはソフト=S、ミディアム=M、ハード=Hと表記した。またクリーンエア部分は太字で記した。

各ドライバーの使用タイヤはこちらのピレリ公式より

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Fig.1 レッドブル勢のレースペース

・フェルスタッペンはS-H-Sの2ストップ。リタイア。第1スティントはインラップ以外ダーティエア。第2スティントはクリーンエア。

・ペレスはS-H-Sの2ストップ。第1スティントはインラップ以外ダーティエア。第2スティントはクリーンエア。

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Fig.2 アストンマーティン勢のレースペース

・ベッテルはS-H-Sの2ストップ。序盤はダーティエアで進み、角田がピットに入ったことで10周目からクリーンエア。第2スティントはダーティエア。SC後はクリーンエアと見做して良いだろう。

・ストロールはHスタート。リタイア。序盤は前方のリカルドと距離を置きその後終始クリーンエア。

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Fig.3 アルファタウリ勢のレースペース

・ガスリーはS-H-Sの2ストップ。第1スティントはダーティエア。第2スティントはクリーンエア。SC開けもベッテルとは最終的に3秒以上差がついており、クリーンエアと見なして良いだろう。

・角田はS-H-Sの2ストップ。ダーティエアで始まるが、アロンソを交わし7周目からクリーンエア。ただし、ここでERSを使い切っていたことが推測されるため8周目のペースは参考にはならない。第2スティント前半はクリーンエアと見て良いだろう。SC後はダーティエア。

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Fig.4 フェラーリ勢のレースペース

・ルクレールはS-H-Sの2ストップ。第1スティントはクリーンエアだが、後半はオーバーテイクされる際にタイムに影響が出ている。第2スティント前半はガスリーの2秒以上後方におりクリーンエアに見えるが、SC直前には約1秒に迫っていることから意図的に距離をとっていたことがわかる。SC後はガスリーとの差が2秒弱から2秒強にジワリと広がる展開に。

・サインツはS-H-Sの2ストップ。第1スティントはクリーンエアと見るべきだろう。第2スティントは11周目にコースオフしてジョビナッツィの後ろのダーティエアになってしまった。23周目に交わしてクリーンエアに。一度アロンソに追いつくが、すぐに交わしてクリーンエアに。SC後はノリスの後方でダーティエア。

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Fig.5 マクラーレン勢のレースペース

・ノリスはS-H-Sの2ストップ。第1スティントは基本的にダーティエア。第2スティントもダーティエアで始まり、角田の2秒後方につけ続けた。これをクリーンエアと見做すかは微妙な所だ。SC後も角田の後方でダーティエア。

・リカルドはS-H-Sの2ストップ。第1スティントはダーティエア。第2スティントはアロンソの後方のダーティエアで始まるが、交わして14周目からクリーンエア。

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Fig.6 アルピーヌ勢のレースペース

・アロンソはS-H-S-Sの3ストップ。第1スティントはクリーンエア。第2スティントは序盤にリカルドに交わされてからは基本的にクリーンエア。セーフティカー中にピットストップして第3スティントはダーティエアで進み、終盤にタイヤがタレた。

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Fig.7 アルファロメオ勢のレースペース

・ライコネンはM-H-Sの2ストップ。第1スティントは基本的にクリーンエアと見て良いだろう。第2スティントもクリーンエア。

・ジョビナッツィはS-H-H-Sの3ストップ。2周目のピットストップ後、第2スティントは基本的にクリーンエア。セーフティカー中にピットストップを行い、第3スティントはダーティエア。

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Fig.8 メルセデス勢のレースペース

・ハミルトンはS-H-Sの2ストップ。第1スティントは、ルクレールを交わして3周目からは基本的に終始クリーンエア。第2スティントはペレスの後方でダーティエアで始まるが、23周目からは2秒以上に広がっているが、その後追いつき、SC後は1秒差で追走していることから、1ストップを見据えて距離をとっていたと考えられる。

・ボッタスはS-H-S-S。第3スティントは赤旗前の1周のみ。第1スティントはダーティエア。第2スティントは23周目にミスをして離れてからはSC直前に追いつくまでクリーンエア。

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Fig.9 ハース勢のレースペース

・シューマッハはS-H-S-S。第1スティントは基本的にダーティエア。第2スティントはSC前は基本的にクリーンエア。第3スティントはラティフィ後ろでダーティエア。

・マゼピンはS-H-S-S。第1スティントは基本的にダーティエア。第2スティントはSC前は基本的にクリーンエア。第3スティントはラティフィ後ろでダーティエア。

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Fig.10 ウィリアムズ勢のレースペース

・ラッセルはM-H-H-Sの3ストップ。1周目でピットストップ。第2スティントは基本的にクリーンエア。第3スティントは、ラティフィを交わして39周目からクリーンエア。

・ラティフィはM-H-Sの2ストップ。第1スティントはライコネンについて行けずクリーンエア。第2スティントでは19周目から23周目にかけてラッセルの2秒以内に迫るが、基本的にはクリーンエアと見なして良いだろう。第3スティントではすぐに離され、基本的にクリーンエア。