本ページでは、クリーンエアやダーティエアなど各車の走行状態をまとめた。なお、タイヤについてはソフト=S、ミディアム=M、ハード=Hと表記した。またクリーンエア部分は太字で記した。
・フェルスタッペンはM-Hの1ストップ。終始クリーンエア。
・ペレスはM-Hの1ストップ。第1スティントはハミルトンがピットインする29周目までダーティエアと見るべきだろう。30周目以降はクリーンエア(バックマーカーの影響で実質32周目から)。第2スティントもクリーンエアで始まり、58周目にハミルトンの2秒以内に入りダーティエアに。
Fig.2 メルセデス勢のレースペース
・ハミルトンはM-H-の1ストップ。終始クリーンエア。
・ボッタスはM-H-M-S-Sの4ストップ。1周目の接触でのピットと、終盤2回のピットはプランFのため、実質的にはH-Mの1ストップ。Hでの実質的な第1スティントはダーティエアで進み、39周目のみクリーンエア。実質的な第2スティントでは45周目のオコンへのオーバーテイクは含むが、50周目付近にリカルドに追いつくまではクリーンエア。その後はダーティエア。
Fig.3 アルファタウリ勢のレースペース
・ガスリーはM-Hの1ストップ。終始クリーンエア。
Fig.4 フェラーリ勢のレースペース
・ルクレールはM-Hの1ストップ。基本的に終始クリーンエア。
・サインツはM-Hの1ストップ。第1スティントはルクレールの3秒弱の差をキープして走っているがダーティエアと見なすべきだろう。ルクレールのピットイン後クリーンエア。第2スティントはクリーンエアに始まり、55周目にはルクレールの2秒以内に迫る。58周目にスワップしクリーンエアに。69周目にポジションを戻す。
Fig.5 アストンマーティン勢のレースペース
・ベッテルはM-Hの1ストップ。第1スティントはジョビナッツィの後方でダーティエアで進む。ジョビナッツィがピットイン後17周目からクリーンエア。第2スティントも終始クリーンエア。
・ストロールはM-H-Mの2ストップ。第1スティントは集団の最後方でダーティエア。第2スティントもラッセルとオコンの後方でダーティエア。第3スティントはラティフィの後方で始まるが、すぐに交わしてクリーンエアに。50周目にはラッセルの後方に迫りダーティエア。56周目にパスしてクリーンエアに。
Fig.6 アルファロメオ勢のレースペース
・ライコネンはM-Hの1ストップ。9周目にラッセルを交わし、以降基本的にクリーンエア。
・ジョビナッツィはM-Hの1ストップ。第1スティントはクリーンエアで進むが、第2スティントはリカルド&ボッタスの後方でダーティエアに。29周目から徐々に離され、31周目のタイムロスを機にクリーンエアに。53周目付近からはリカルドが後方に迫り、ややディフェンス寄りの走りになっている可能性もある。
Fig.5 アルピーヌ勢のレースペース
・アロンソはM-Hの1ストップ。10周目にラッセルを交わしてからは基本的にクリーンエア。
・オコンはS-Hの1ストップ。第1スティントは12周目にマゼピンを交わし、13周目のみクリーンエア。第2スティント序盤は基本的にラッセルの後ろでダーティエア。ただし接近しすぎずに1~2秒の間隔を保ってタイヤをマネジメントし、40周目に交わしてクリーンエアに。
Fig.5 マクラーレン勢のレースペース
・リカルドはM-H-Mの3ストップ。1周目の接触でピットインしており、実質H-Mの1ストップ。ダメージあり。序盤はダーティエアで進むが、マゼピンがピットに入って15周以降は基本的に終始クリーンエア。ただしボッタスに対するディフェンスで自分のペースで必ずしも走れているわけではない。
・ノリスはM-Hの1ストップ。序盤はダーティエアで進み、15周目にラッセルを交わしてクリーンエアに。最終盤67周目にアロンソの後方に迫りダーティエアに。
Fig.9 ウィリアムズ勢のレースペース
・ラッセルはM-Hの1ストップ。青旗やオーバーテイクを仕掛けられる周でタイムを失っているが、基本的にクリーンエア。
・ラティフィはM-H-Mの2ストップ。第1スティントはマゼピンの後方でダーティエア。アンダーカットして第2スティント以降は基本的にクリーンエア。
Fig.10 ハース勢のレースペース
・マゼピンはM-H-Mの2ストップ。基本的にクリーンエア。