1. ピット作業の速さ
以下が国際映像に映った範囲での各々の静止時間だ。
表1 ピットストップ
レッドブルがペレスのストップで2.1秒を記録した。フェルスタッペンでも2.4秒で3番手タイムをマークしており、この分野での強さが見て取れる。
2. ボックスパフォーマンス
今日のF1ではピットストップの静止時間が国際映像で映されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、公式サイトにて公開されている。
そこで、当サイトでは
(ピットレーン通過時間)-(静止時間)
を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。
ハンガリーGPのボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。
表2 ボックスパフォーマンス
フェルスタッペンが最速タイムをマークした。また燃料搭載量を考えると、19周目のハミルトンと21周目のルクレールの18.9秒も38周目のフェルスタッペンと互角と言って良いだろう。
前半戦で無敵の強さを見せていたペレスは、大差ない燃料搭載量でフェルスタッペンから0.2秒遅れた。ここ最近はフェルスタッペンのボックスパフォーマンスが非常に伸びてきており、何か掴んできているのか、ペレスから技術を盗んで習得してきたのかもしれない。
Analyst: Takumi