• 2024/3/28 22:53

エミリア・ロマーニャGP ピットストップ分析

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1. ピット作業の速さ

 以下が国際映像に映った範囲での各々の静止時間だ。

表1 ピットストップ

 オーストラリアのピットストップで1-2を記録したマクラーレンだが、今回もノリスで非常に速い作業を見せた。

※ルクレールの53周目はフロントウィング交換

2. ボックスパフォーマンス

 今日のF1ではピットストップの静止時間が国際映像で映されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、公式サイトにて公開されている。

 そこで、当サイトでは

(ピットレーン通過時間)-(静止時間)

を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。

 エミリア・ロマーニャGPのボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。

表2 ボックスパフォーマンス

 開幕3戦で圧倒的な速さを見せたペレスだが、ウェットの今回も1人異次元のパフォーマンスを見せた。特に18周目のストップではまだ燃料も重い状態で、そこでの27.4秒はより価値がある。

 1回目のピットストップではルクレールを0.7秒上回るっており、これはビルヌーブコーナーでのオーバーテイクに繋がったと見て良い数字だろう。

Analyst: Takumi