• 2024/4/27 21:18

2022年イタリアGP 全車の走行状態

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 本ページでは、クリアエアやダーティエアなど各車の走行状態とともに、各車のレースペースをグラフにまとめた。なお、タイヤについてはソフト=S、ミディアム=M、ハード=H、インター=I、ウェット=Wと表記した。またクリアエア部分は太字で記した。

 またスティント前半でダーティエアでも、途中からクリアエアになっており、かつ前半のダーティエア内でもタイヤを労われていて極端なペースダウンでもない場合、スティント全体をクリアエアのように扱ってよく、当サイトではその状態をオープンエンドクリアエア(OEC)と定義している。

各ドライバーの使用タイヤはこちらのピレリ公式より

Fig.1 レッドブル勢のレースペース

フェルスタッペン
S新-M新-S新の2ストップ。最後はSC中のピット。実質1ストップ。
第1スティントは5周目にラッセルを交わしてからクリアエアに。10周目付近にはルクレールに接近してダーティエアと見るべきだろう。
第2スティントはクリアエア

ペレス
M新-H新-S新の2ストップ。ペレス曰くブレーキの問題が終始影響していたとのこと。
第1スティントは集団の中でダーティエア。
第2スティントはクリアエアで進み、20周目付近からダーティエア。24周目からクリアエア。 33周目にはサインツに交わされる。
第3スティントは基本的にクリアエア

Fig.2 フェラーリ勢のレースペース

ルクレール
S新-M新-S新-S古の3ストップ。最後はSC中のピット。実質2ストップ。
基本的に終始クリアエア

サインツ
M新-S新-S新の2ストップ。最後はSC中のピット。実質1ストップ。
第1スティントは集団をかき分けてくる展開で進み、13周目にリカルドを交わしてクリアエア
第2スティントはダーティエアで始まり、33周目にペレスを交わしてクリアエアに。

Fig.3 メルセデス勢のレースペース

ハミルトン
M新-S新の1ストップ。
第1スティントは集団の中でダーティエアで進み、17周目にストロールを交わしてからはクリアエア。23周目付近にはアロンソに追いつく。27周目に交わしてからはクリアエア
第2スティントはダーティエアで始まるが、37周目にリカルドを交わしてからはクリアエア

ラッセル
S新-H新-S古の2ストップ。最後はSC中のピット。実質1ストップ。
第1スティントは5周目にフェルスタッペンに交わされるでが、すぐに離されてクリアエアに。
第2スティントは終始クリアエア

Fig.4 マクラーレン勢のレースペース

ノリス
M新-S古-S古の2ストップ。最後はSC中のピット。実質1ストップ。
第1スティントはリカルドを先頭とするトレインの中。19周目にリカルドが入ってからはクリアエア
第2スティントは最初リカルドの後ろになるも、37周目に交わしてすぐにクリアエア

リカルド
M新-H新の1ストップ。リタイア。
第1スティントはクリアエア
第2スティントはクリアエアで進み、32周目付近でボッタスに追いつく。35周目にボッタスが入ってからはクリアエアに。37周目にはノリスに交わされている。

Fig.5 アルファタウリ勢のレースペース

ガスリー
M新-H古の1ストップ。
基本的に終始リカルドの後方でダーティエア。

角田
M新-H古-S古の2ストップ。最後はSC中のピット。実質2ストップ。
第1スティントは8周目にマグヌッセンを交わしてクリアエアに。11周目にはハミルトンに交わされ、14周目付近には差が開いてきてクリアエアと見ても良いかもしれない。16周目付近からはオコンに接近してダーティエア。
第2スティントもオコンの後方でダーティエアで始まり、25周目付近から離れてクリアエア。45周目にはシューマッハに交わされている。

Fig.6 ウィリアムズ勢のレースペース

デ・フリース
S新-M新の1ストップ。
基本的に終始リカルドを先頭とするトレインの中でダーティエア。

ラティフィ
M新-H新-S新の2ストップ。最後はSC中のピット。実質1ストップ。
第1スティントはダーティエアで進み、13周目からクリアエアに。
第2スティントはクリアエアで進み、21周目からストロールの後方でダーティエア。24周目に交わすが、角田とは1.5秒程度の差。その後は離されており、クリアエアと見なしても良いと考えられる。

Fig.7 アルファロメオ勢のレースペース

ボッタス
M新-S新の1ストップ。1周目でフロントウィングのエンドプレートにダメージ。
第1スティントはリカルド、アルボンらの後方でダーティエア。
第2スティントはベッテルの後方で始まるもすぐに交わし、クリアエアで進む。26周目付近でシューマッハに追いつく。33周目にオーバーテイク。
第3スティントは基本的にクリアエア

ジョウ
M新-H古の1ストップ。
基本的に終始リカルドを先頭とするトレインの中でダーティエア。

Fig.8 アルピーヌ勢のレースペース

アロンソ
M新スタート。リタイア。
第1スティントはリカルドを先頭とするトレインの中でダーティエアで進むが、リカルドがいなくなるとノリスのペースにはついていけずクリアエアに。

オコン
S新-H新の1ストップ。
第1スティントはベッテルやストロールの後ろで基本的にダーティエア。
第2スティントは基本的にクリアエア

Fig.9 ハース勢のレースペース

シューマッハ
M新-S新の1ストップ。
第1スティントはダーティエアで進むが、16周目からクリアエア
第2スティントはストロールの後方でダーティエアで始まるが、36周目に交わしてクリアエアに。38周目にはラティフィに追いつくが、41周目に交わしてクリアエアに。44周目には角田に追いつき46周目に交わしてクリアエア

マグヌッセン
M新-H新-S新の2ストップ。最後はSC中のピット。実質1ストップ。ディフューザーダメージあり。
第1スティントはペレスに交わされた後、5周目付近からクリアエアに。その後ハミルトンにも交わされるが11周目付近から再びクリアエアに。VSCが開けると順位の入れ替わりが多い展開に。21周目からクリアエア
第2スティントは基本的にクリアエア

Fig.10 アストンマーティン勢のレースペース

ベッテル
M古スタート。リタイア。
終始ダーティエア。

ストロール
M古-H古の1ストップ。リタイア。
第1スティントはジョウの後方でダーティエアで進み、7周目付近から離されクリアエアと見て良いだろう。
第2スティントはダーティエアで進むが、26周目付近からクリアエア

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Writer: Takumi