• 2024/11/21 15:24

2022年アメリカGP 全車の走行状態

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 本ページでは、クリアエアやダーティエアなど各車の走行状態とともに、各車のレースペースをグラフにまとめた。なお、タイヤについてはソフト=S、ミディアム=M、ハード=H、インター=I、ウェット=Wと表記した。またクリアエア部分は太字で記した。

 またスティント前半でダーティエアでも、途中からクリアエアになっており、かつ前半のダーティエア内でもタイヤを労われていて極端なペースダウンでもない場合、ステ ィント全体をクリアエアのように扱ってよく、当サイトではその状態をオープンエンドクリアエア(OEC)と定義している。

各ドライバーの使用タイヤはこちらのピレリ公式より

Fig.1 レッドブル勢のレースペース

フェルスタッペン
M新-H新-M新の2ストップ。
第1,2スティントはクリアエア
第3スティントはルクレールの後方でダーティエアで始まり、39周目に交わしてクリアエア。47周目付近でハミルトンに追いつき、50周目にオーバーテイク。クリアエアに。

ペレス
M新-H新-M新の2ストップ。序盤からフロントウィングにダメージ。
第1スティントはかき分けてくる展開で、基本的にダーティエア。
第2スティントはSCまでクリアエア。SC後はハミルトンの後方で、29周目付近には離されクリアエアに。30周目にルクレールに交わされ、36周目からクリアエア
第3スティントは基本的にクリアエア。ファイナルラップでルクレールに追いつく。

Fig.2 メルセデス勢のレースペース

ハミルトン
M新-H新-H新の2ストップ。
第1スティントは3周目付近からフェルスタッペンに離されクリアエア
第2スティントはダーティエア。SC後もフェルスタッペンから離されなかった。
第3スティントはクリアエアで進み、40周目にベッテルに追いついて41周目に交わしてクリアエアに。50周目にフェルスタッペンに交わされて54周目付近まではついて行きダーティエア。

ラッセル
M新-H新-M新-S古の3ストップ。最後はファステストラップ狙い。
第1スティントはストロールの後方でダーティエアで進み、5周目に交わしてクリアエアに。
第2スティントはSCまで基本的にクリアエア。SC後はルクレールやペレスの後方でダーティエア。
第3スティントは基本的にクリアエア

Fig.3 フェラーリ勢のレースペース

ルクレール
M新-H新-M新の2ストップ。
第1スティントは集団をかき分けてくる展開に。5周目にノリスを抜いてから8周目付近でベッテルに追いつくまでクリアエア。15周目からもクリアエア
第2スティントはペレスの後方でダーティエアで進み、30周目に交わしてクリアエアに。
第3スティント序盤はフェルスタッペンとバトル。39周目に交わされてからはついて行き、45周目付近から離されてクリアエアに。

サインツ
M新スタート。リタイア。

Fig.4 マクラーレン勢のレースペース

ノリス
M新-H新-H新の2ストップ。
第1スティントは3周目付近からクリアエア。5周目にルクレールに交わされ、6周目には離されてクリアエアに。7周目にガスリーに交わされてダーティエアに。ガスリーがBoxして12周目からクリアエア
第2スティントはSCまで基本的にダーティエア。SC後はアルファタウリ勢の後ろでダーティエアで進み、角田のBoxで34周目からクリアエアに。
第3スティントは集団をかき分けてくる展開で進むが、45周目にオコンを交わしてからクリアエア。49周目にはマグヌッセンに接近、すぐに交わした。すぐにアロンソに接近し、55周目に交わす。

リカルド
M新-H新-M新の2ストップ。
第1スティントは集団の中。
第2スティントはSCまで基本的にクリアエア。SC後はダーティエアで進み、33周目付近から基本的にクリアエアに。
第3スティントはクリアエアで進み、49周目付近にラティフィに追いつく。51周目に交わしてクリアエアに。

Fig.5 アルピーヌ勢のレースペース

アロンソ
H新-M新-H新の2ストップ。中盤のクラッシュでミラーなどにダメージ。「右よりも左に曲やすい」との報告あり。
第1スティントは5周目にアルボンを交わしてクリアエアに。前方と距離を取りつつ進める。
第2スティントでストロールとのインシデント。
第3スティントは集団をかき分けてくる展開で34周目付近でオコンに追いつく。40周目に交わしてクリアエアに。45周目付近にマグヌッセンに追いつき48周目に交わしてクリアエアに。55周目にはノリスに交わされている。

オコン
H新-H新-M新の2ストップ。
第1スティントはシューマッハの後方でダーティエアで進み、10周目に交わしてクリアエアに。13周目に抜き返されてダーティエアに。16周目に交わしてクリアエアに。
第2スティントはマグヌッセンの後ろで始まり、33周目付近には離されてクリアエアに。40周目にアロンソに譲ってすぐにクリアエアに。
第3スティントはクリアエアで始まり、51周目にシューマッハに追いつき52周目に交わしてクリアエア。54周目にジョウに追いつき、55周目に交わす。56周目にアルボンも交わす。

Fig.6 アストンマーティン勢のレースペース

ベッテル
M古-M古-H古の2ストップ。
第1スティントは基本的にストロールの後方でダーティエアで進み、ストロールBoxで16周目からクリアエア
第2スティントはラッセルの後方で始まり、29周目には離されてクリアエアに。
第3スティントは集団をかき分けてくる展開に。51周目にアルボンを交わしてからクリアエア。55周目にマグヌッセンを捕えて、56周目にオーバーテイク。

ストロール
M古-M古の2ストップ。リタイア。
第1スティントは基本的にクリアエア
第2スティントは集団の中。
第3スティントも集団の中でダーティエア。
第4スティントはクリアエアで始まり、22周目にシューマッハを交わし23周目にボッタス。24周目にマグヌッセンを交わす。26周目にはリカルドに追いつくが最後は1秒以内に留まることもできていない。

Fig.7 ハース勢のレースペース

シューマッハ
H新-M新-H新の2ストップ。
第1スティントは集団の中でダーティエアで進み、13周目にオコンを交わしてクリアエアに。16周目に抜き返される。
第2スティントはノリスの後方でダーティエア。
第3スティントはダーティエアで進み、38周目にラティフィを交わしてクリアエアに。41周目にガスリーに交わされ43周目付近から離されてクリアエアに。52周目にはオコンに交わされている。

マグヌッセン
H新-M新の1ストップ。
第1スティントは3周目付近からシューマッハに離されクリアエアに。以降シューマッハ&オコンのバトルから2秒強の間隔を置いて進めているが、ジワジワ離され15周目には3秒以上に広がっている。
第2スティントもシューマッハに離されており基本的にはクリアエアだ。

Fig.8 アルファタウリ勢のレースペース

ガスリー
M新-H古-H古の2ストップ。
第1スティントはノリスを交わした7周目以降クリアエアに。
第2スティントはSC前クリアエアで始まり、16周目にマグヌッセンに追いつく。SC後はベッテルについていけず、すぐにクリアエア
第3スティントはダーティエアで進み、40周目にシューマッハを交わしてクリアエアに。50周目には角田に追いついてダーティエア。

角田
M新-M新-H新の2ストップ。
第1スティントは集団の中でダーティエアで進み、アルボンBoxで10周目からクリアエアに。
第2スティントはSCアルボンの後方で進み、16周目に交わしてクリアエアに。SC後はガスリーの後方でダーティエア。33周目のみクリアエア
第3スティントはすぐにラティフィに追いつき36周目に交わすもジョウの後方でダーティエア。51周目に交わし、54周目にはアルボンもオーバーテイクした。

Fig.9 ウィリアムズ勢のレースペース

アルボン
M新-H新-H新の2ストップ。
第1スティントは所々でライバルに抜かれているが、基本的に前についていけずクリアエアに近い。
第2スティントのSC前は基本的にクリアエア。SC後はオコンのペースについていけており、ダーティエア。オコンBoxで46周目からクリアエア。53周目からライバルとバトルになる。

ラティフィ
M新-H新-H新の2ストップ。
第1スティントは集団の中。
第2スティントはクリアエア
第3スティントは30周目付近から前方に離されてクリアエアに。その後ライバル勢が周辺に戻ってきてロスが生じるが、39周目付近からは単独となりクリアエア

Fig.10 アルファロメオ勢のレースペース

ボッタス
M新-H新の1ストップ。リタイア。
第1スティントは集団の中。
第2スティントはガスリーの後方でダーティエア。

ジョウ
M新-H新-H新の2ストップ。
第1スティントは集団の中。
第2スティントはクリアエア
第3スティントはダーティエアで始まり、36周目からクリアエア。41周目にアルボンに追いつき、最終盤までバトル。

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Writer: Takumi