今日のF1ではDHL公式サイトにてピットストップの静止時間が公開されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、F1公式サイトにて公開されている。
そこで、当サイトでは
(ピットレーン通過時間)-(静止時間)
を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。
今回のボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。
表1 ボックスパフォーマンス
![](https://f1-lap-time.com/wp-content/uploads/2024/05/スクリーンショット-2024-05-22-11.13.53-708x1024.png)
8周目のアルボンのタイムは異常に速いタイムとなっている。このストップでは、タイヤが装着される前に発進してしまい、それが計測に何らかの影響を与えたと考えられる。
よって、実質的なトップタイムは28周目のアルボンのタイムだろう。燃料の差を考えると、13周目のヒュルケンベルグも良いタイムだ。また、アロンソはこの分野ではあまり上位に顔を出さないが、今回は非常に優れたパフォーマンスを見せた。アロンソにとってはテストセッションのように活用したレースであったため、普段と異なるアプローチを採ったのかもしれない。
![](https://f1-lap-time.com/wp-content/uploads/2024/05/DALL·E-2024-05-09-15.55.02-A-highly-abstract-and-futuristic-interpretation-of-a-pit-stop-at-the-2024-Miami-Grand-Prix-combining-elements-of-Jomon-period-aesthetics-and-Cubism.-.webp)
Writer: Takumi