• 2024/11/21 15:21

2022年アブダビGP 全車の走行状態

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 本ページでは、クリアエアやダーティエアなど各車の走行状態とともに、各車のレースペースをグラフにまとめた。なお、タイヤについてはソフト=S、ミディアム=M、ハード=H、インター=I、ウェット=Wと表記した。またクリアエア部分は太字で記した。

 またスティント前半でダーティエアでも、途中からクリアエアになっており、かつ前半のダーティエア内でもタイヤを労われていて極端なペースダウンでもない場合、ステ ィント全体をクリアエアのように扱ってよく、当サイトではその状態をオープンエンドクリアエア(OEC)と定義している。

各ドライバーの使用タイヤはこちらのピレリ公式より

Fig.1 レッドブル勢のレースペース

フェルスタッペン
M新-H新の1ストップ。
終始クリアエア

ペレス
M新-H新-H新の2ストップ。
第1スティントはフェルスタッペンに離されクリアエア
第2スティントはクリアエアで進み、22周目にはフェルスタッペンが戻ってきてダーティエアに。2秒強のギャップを保っているが、基本的には敢えて間隔を置いており、ラスト数周は本来のペースと見るべきかもしれない。
第3スティントはクリアエアで進む。44周目付近にハミルトンに追いつき、47周目にオーバーテイク。以降基本的にクリアエアで最終周はルクレールに追いつく。

Fig.2 フェラーリ勢のレースペース

ルクレール
M新-H新の1ストップ。
第1スティントで基本的にクリアエア。15周目にはペレスに追いつくが、すぐにペレスが入ってクリアエアに。
第2スティントは基本的にクリアエア。39周目にはシューマッハとラティフィのインシデントの煽りを食った。

サインツ
M新-H新-H新の2ストップ。
第1スティントはハミルトンとのバトルを経て8周目に交わしてクリアエア
第2,3スティントも基本的にクリアエア

Fig.3 メルセデス勢のレースペース

ハミルトン
M新-H新の1ストップ。1周目にダメージを負う。終盤にリタイア。
第1スティントは5周目にサインツを交わしてクリアエアに。8周目に抜き返される。9周目にラッセルに交わされてからは離されてクリアエアに。
第2スティントは基本的にクリアエアで進み、37周目付近にはラッセルに追いつく。45周目からペレスとバトル。46周目には交わされる。

ラッセル
M新-H新-M新の2ストップ。
序盤はダーティエアで進み、10周目にハミルトンを交わしてからはクリアエア
第2スティントは中団勢を交わしつつ進み、21周目にベッテルを交わしてからはクリアエア
第3スティントは基本的にクリアエア

Fig.4 マクラーレン勢のレースペース

ノリス
M新-H新-M新の2ストップ。
第1スティントは3強に離され基本的にクリアエア
第2スティントも基本的にクリアエア
第3スティントもクリアエア

リカルド
M新-H新の1ストップ。
第1スティントはダーティエアで進み、14周目にストロールが入ってからクリアエアに。スティント終盤にはメルセデス勢に交わされている。OECと見て良いだろう。
第2スティントは集団をかき分けてくる展開で進み、36周目からクリアエアに。49周目にストロールに交わされた。

Fig.5 アルピーヌ勢のレースペース

アロンソ
M新-H新の1ストップ。リタイア。
第1スティントはベッテルの後方でダーティエア。
第2スティントはクリアエアで始まり、22周目に角田に追いつく。24周目に交わしてクリアエアに。

オコン
M新-H新-H新の2ストップ。
第1スティントはノリスについて行けずダ基本的にクリアエア。7周目から10周目までベッテルに対するディフェンスでペースに妥協が生じている。
第2スティントは基本的にクリアエア
第3スティントもクリアエア

Fig.6 アストンマーティン勢のレースペース

ベッテル
M新-H古の1ストップ。
第1スティントはオコンの後方でダーティエアで進み、15周目からクリアエアに。16周目にはペレス、20周目にはサインツ、21周目にはラッセル、23周目にはハミルトン、24周目にはノリスに交わされる。
第2スティントは集団をかき分けてくる展開で始まるが35周目にガスリーを交わしてからクリアエアに。38周目にはジョウに追いつき、43周目に交わしてクリアエア。48周目にストロールに交わされ、以降リカルドの後方でダーティエア。

ストロール
M新-H古-M古の2ストップ。
第1スティントは角田の後方でダーティエア。
第2スティント序盤はダーティエアの影響があるが、21周目からは基本的にクリアエア。47周目にシューマッハに追いつく。
第3スティントはクリアエアで始まり、43周目にベッテルに追いつき一度離されるが48周目にオーバーテイク。50周目にリカルドを交わすとクリアエア

Fig.7 アルファタウリ勢のレースペース

ガスリー
S新-H新の1ストップ。
第1スティントは8周目付近からシューマッハに離されクリアエア。OECと見て良いだろう。
第2スティント序盤は所々ダーティエアとなるが、30周目付近から徐々にクリアエア。43周目に角田、46周目にはアルボン、56周目にはジョウに交わされる。

角田
M新-H新-S新の2ストップ。
第1スティントは10周目付近からアロンソに離されクリアエアに。OECと見て良いだろう。
第2スティントはストロールに徐々に離されて18周目付近からクリアエア。21周目にはマグヌッセンを、23周目にボッタスを交わし、24周目にアロンソに抜かれてからは離されてクリアエアに。
第3スティントはクリアエアで進み、50周目付近でベッテルに追いつく。

Fig.8 アルファロメオ勢のレースペース

ボッタス
H新-M新の1ストップ。
第1スティントは集団の中でほぼダーティエアかバトルでクリアラップは少ない。
第2スティントは基本的にクリアエアで進み、53周目にシューマッハを交わす。

ジョウ
M新-H新-S新の2ストップ。
第1スティントは5周目にシューマッハを交わしてからクリアエア
第2スティントはクリアエアで始まり、20周目付近にアルボンに追いつく。その後もダーティエアだが、37周目付近からリカルドに離され始めてクリアエアに。
第3スティントはシューマッハの後方でダーティエアで進み、48周目に交わしてクリアエアに。55周目にはガスリーに追いつき56周目にオーバーテイク。

Fig.9 ウィリアムズ勢のレースペース

アルボン
M新-H新-M新の2ストップ。
第1スティントはジョウの後方で進み、10周目付近からついていけなくなる。OECと見なして良いだろう。
第2スティントはクリアエアで進み、23周目にはマグヌッセンに追いつき、すぐに交わす。26周目にはボッタスも交わしてクリアエアに。
第3スティントはクリアエアで進み、44周目付近でガスリーに追いつく。46周目に交わしてクリアエア

ラティフィ
M新-H新-M新の2ストップ。
第1スティントは基本的にクリアエアで、9周目にボッタスに抜かれている。
第2,3スティントは基本的にクリアエア

Fig.10 ハース勢のレースペース

シューマッハ
M新-H新-M古の2ストップ。
第1スティントはアルボンの後方でダーティエアで進み、アルボンが入って13周目からはクリアエアに。
第2スティントはも基本的にジョウについて行けずほぼクリアエア。23周目にはリカルドに交わされている。
第3スティントは基本的にクリアエア。39周目にラティフィと接触。所々でライバル勢に抜かれる。

マグヌッセン
H新-M新の1ストップ。
第1スティントはダーティエアで進み、15周目からクリアエア。スティント後半にはライバル勢に交わされる。
第2スティントは基本的にクリアエア

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Writer: Takumi