今日のF1ではDHL公式サイトにてピットストップの静止時間が公開されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、F1公式サイトにて公開されている。
そこで、当サイトでは
(ピットレーン通過時間)-(静止時間)
を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。
サウジアラビアGPのボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。
表1 ボックスパフォーマンス
ボッタスとハミルトンが同タイムでトップとなった。フューエルエフェクトを考慮すれば、7周目のボッタスの方が優れたパフォーマンスだったと言えるだろう。ボッタスはこの分野ではこれまであまり目立った数字を示してこなかったが、今回の一発は冴えていた。
このことからも、その時々でかなりバラ付きが出てくる分野であることが伺えるだろう。その中で安定して上位のタイムをマークしているドライバー達がいることも、さらに興味深い。
Writer: Takumi