本ページでは、クリーンエアやダーティエアなど各車の走行状態をまとめた。なお、タイヤについてはソフト=S、ミディアム=M、ハード=Hと表記した。またクリーンエア部分は太字で記した。
Fig.1 レッドブル勢のレースペース
・フェルスタッペン
M-Hの1ストップ。
終始クリーンエア。
・ペレス
S-H-Mの2ストップ。
第1スティントは、10周目にノリスを交わしてからはクリーンエア。第2スティントは47周目付近でボッタスに追いつきダーティエアに。第3スティントはクリーンエア。
Fig.2 メルセデス勢のレースペース
・ハミルトン
M-H-Sの2ストップ。最後はプランFのため、実質的にはM-Hの1ストップ。
基本的に終始クリーンエア。
・ボッタス
M-Hの1ストップ。
11周目にノリスを交わしてからはクリーンエア。
Fig.3 マクラーレン勢のレースペース
・ノリス
S-Hの1ストップ。
基本的に終始クリーンエア。
・リカルド
M-Hの1ストップ。
ダーティエアで進み、36周目にライコネンがピットインしてクリーンエアに。第2スティントでは、基本的にダーティエア。42~47周目、66~68周目はクリーンエアと言えるだろう。
Fig.4 フェラーリ勢のレースペース
・ルクレール
S-H-Mの2ストップ。1周目ピットのため、実質的にはH-Mの1ストップ。
実質的な第1スティントは11周目付近までクリーンエア。以降はライバル勢をかき分けてくる展開に。29周目からはリカルドの後方でダーティエア。第2スティント序盤はライコネン、ジョビナッツィ、ベッテルを次々と交わすが、49周目から55周目まで角田に引っかかる。59周目にストロールを交わしてからはクリーンエア。
・サインツ
M-Hの1ストップ。
第1スティントはダーティエアで進み、26周目に角田がピットインしてからはクリーンエアに。第2スティントは基本的にクリーンエア。55周目付近から64周目までハミルトンの後方でダーティエア。アンラップして65周目からクリーンエア。
Fig.5 アストンマーティン勢のレースペース
・ベッテル
M-Hの1ストップ。
基本的に終始ダーティエア。ただし、50~60周目付近などで一時的に前方と離れてから追いつく際や、最終ラップでのクリーンエアのタイムを見ると、必ずしも前方のペースに付き合わされていたとは言えない。
・ストロール
S-Hの1ストップ。
基本的に終始クリーンエア。
Fig.6 アルピーヌ勢のレースペース
・アロンソ
S-Hの1ストップ。
基本的に終始ストロールの後方でダーティエア。18周目付近で前方と2秒程度に開いた差をピットストップに向けて縮めており、この部分をある程度信用することはできる。第2スティントでも44~52周目付近は同様にプッシュしている。またルクレールに抜かれてからの57~62周目付近はクリーンエアと見ても良いだろう。
・オコン
M-Hの1ストップ。
ダーティエアで進み、27周目付近から前方と差が開き、クリーンエア。第2スティントは基本ダーティエアで進むが、54周目から60周目付近までクリーンエア。63周目にジョビナッツィを交わしてからもクリーンエア。
Fig.7 アルファタウリ勢のレースペース
・ガスリー
1周リタイア。
・角田
S-Hの1ストップ。
基本的に終始ダーティエア。前方との距離も常に接近しており、参考になるラップが全くない。
Fig.8 アルファロメオ勢のレースペース
・ライコネン
H-Mの1ストップ。
第1スティントはダーティエアで進み、ベッテルがピットインして28周目からクリーンエア。第2スティントはクリーンエアで始まり、52周目にジョビナッツィに追いつき、57周目にパス。その後はベッテルのダーティエアで68周目にパス。
・ジョビナッツィ
M-Hの1ストップ。
第1スティントはダーティエア。第2スティントはクリーンエアで進み、後半はライバル勢に交わされる。
Fig.9 ハース勢のレースペース
・シューマッハ
M-Hの1ストップ。
第1スティントはマゼピンの後方でダーティエアで進み、マゼピンがピットインして22周目からクリーンエア。第2スティントはクリーンエアで始まり、38周目にマゼピンに追いつき42周目にパス。その後基本的に終始クリーンエア。
・マゼピン
M-Hの1ストップ。
基本的に終始クリーンエア。
Fig.10 ウィリアムズ勢のレースペース
・ラッセル
M-Hの1ストップ。リタイア。
第1スティントはダーティエア。第2スティントもPUの問題があったと思われる。
・ラティフィ
M-S-Hの2ストップ。1周目ピットのため、実質的にはS-Hの1ストップ。
基本的に終始クリーンエア。64周目にマゼピンをパス。