本ページでは、クリーンエアやダーティエアなど各車の走行状態をまとめた。なお、タイヤについてはソフト=S、ミディアム=M、ハード=Hと表記した。
・リカルドはM-Hの1ストップ。基本的に終始クリーンエア。ピットストップ後23周目からサインツの後方でダーティエア。25周目のターン1でパス。DRS圏内に入って1発目で仕留めた。
・ノリスはM-Hの1ストップ。2周目で2秒以上に広がるもその後大きく広がらず推移。12周目でハミルトンとバトルをして以降前方との差が開き始めクリーンエアに。15周目からタイムが戻っている。24周目にハミルトンに抜かれるも、すぐにピットイン。第2スティントは終始ダーティエア。
Fig.2 メルセデス勢のレースペース
・ボッタスはH-Mの1ストップ。第1スティントは渋滞をかき分けて上がってくる展開に。22周目にストロールを抜いてからはクリーンエア。第2スティントは終始ダーティエア。
・ハミルトンはH-Mの1ストップ。リタイア。終始ノリスの後方でダーティエア。
Fig.3 フェラーリ勢のレースペース
・ルクレールはM-Hの1ストップ。2周目から2.7秒の差が開き、第1スティントはほぼクリーンエア。中盤でノリスとハミルトンがバトルで下がってきたため、タイムに影響している。第2スティントは終始ダーティエア。
・サインツはM-Hの1ストップ。4周目からクリーンエア。9周目にペレスに抜かれ、すぐクリーンエアに。第2スティントは終始ダーティエア。
Fig.4 レッドブル勢のレースペース
・ペレスはM-Hの1ストップ。9周目にサインツをパスするまでダーティエア。その後は前と4秒以上。第2スティントは終始ダーティエア。
・フェルスタッペンはM-Hの1ストップ。リタイア。終始リカルドの後方でダーティエア。
Fig.5 アストンマーティン勢のレースペース
・ストロールはM-Hの1ストップ。第1スティントは6周目から前と開き始めクリーンエアに。第2スティントも38周目付近から同様の展開でクリーンエアに。
・ベッテルはM-Hの1ストップ。第1スティント、第2スティント共に終始ダーティエア。オープニングラップでダメージを負った。
Fig.6 アルピーヌ勢のレースペース
・アロンソはM-Hの1ストップ。第1スティントはストロールの後方だが11周目付近からクリーンエアと見ても良いだろう。第2スティントも基本は終始ダーティエア。44周目のVSCリスタートで失敗し、ギャップが2.6秒に広がるも、最終的に1.3秒まで縮めており、ここは本来のペースに近いと考えられる。
・オコンはM-Hの1ストップ。7周目にラティフィと順位を入れ替え、その後ラティフィの後方でダーティエア。第2スティントはラッセルの後方でダーティエア。
Fig.7 ウィリアムズ勢のレースペース
・ラッセルはM-Hの1ストップ。第1スティントはベッテル、第2スティントはアロンソの後方で終始ダーティエア。
・ラティフィはM-Hの1ストップ。7周目でオコンと入れ替わってからは、前方と2.1秒差。じわじわ離されておりクリーンエアと解釈して問題ない。第2スティントは42周目から前方との差が開き始め徐々にクリーンエアに。
Fig.8 アルファロメオ勢のレースペース
・ジョビナッツィはS-H-Mの2ストップ。序盤の接触で後退して。緊急ピットで履き替えたハードでの第2スティントは終始クリーンエア。第3スティントは終始ダーティエア。49周目にクビサを交わしクリーンエア。
・クビサはH-Mの1ストップ。第1スティントはラッセルの後方で、7周目から差が開きクリーンエアに。第2スティントは47周目にベッテルとの差が2秒以上に開きクリーンエア。49周目にジョビナッツィに抜かれた後も直後からクリーンエア。
Fig.9 ハース勢のレースペース
・シューマッハはM-Hの1ストップ。第1スティントはクリーンエア。第2スティントはリスタート直後にベッテルと接触し、僅かなダメージを負う。マゼピンとのアクシデントがあったが、それ以外はクリーンエアで自身のペースで走れている。
・マゼピンはM-S-H-Sの3ストップ。リタイア。第1スティントはシューマッハの後ろでダーティエアで進み、徐々に離されて16周目付近から2秒以上に。第2スティントはすぐにセーフティカーが入りハードに交換。第3スティントはシューマッハと接触はあったがその後クリーンエアもフラットスポットとマシンダメージあり。