• 2024/11/21 15:24

2024年バーレーンGP ボックスパフォーマンス分析

  • ホーム
  • 2024年バーレーンGP ボックスパフォーマンス分析

 今日のF1ではDHL公式サイトにてピットストップの静止時間が公開されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、F1公式サイトにて公開されている。

DHL公式ピットストップ静止時間

F1公式ピットレーンタイム

 そこで、当サイトでは

(ピットレーン通過時間)-(静止時間)

を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。

 バーレーンGPのボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。

表1 ボックスパフォーマンス

 この分野で過去2年間強さを見せてきたハミルトンがやはりトップに立った。他にもピアストリやヒュルケンベルグは昨年の後半から優れたタイムをマークしてきたドライバーだ。

 意外なところではアロンソが3番手タイムをマークした。アロンソはこの分野では中間的な存在で、上位で名前を見かけることは珍しい。冬の間に食事やトレーニングの変更を行い、フィジカルテストで過去最高値をマークしたとされるアロンソがこの分野でも強さを見せ続けるのか、次戦以降にも注目したい。

 また、ハミルトンと並んでボックスパフォーマンスに定評のある角田やペレスが中団以下に沈んだのも興味深い。開幕直後であるため、マシンの停止や発進においてもまだ感覚を合わせきれていない部分でもあるのだろうか?

過去レースのピットストップ分析はこちらより

Writer: Takumi