今日のF1ではDHL公式サイトにてピットストップの静止時間が公開されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、F1公式サイトにて公開されている。
そこで、当サイトでは
(ピットレーン通過時間)-(静止時間)
を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。
オーストラリアGPのボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。
表1 ボックスパフォーマンス
コース上で完璧なパフォーマンスを見せたサインツがここでもトップタイムをマークした。2回目のピットストップの際のタイムも上位に食い込んでおり、まさに完璧な週末だったと言えるだろう。
今回もピアストリや角田は上位に顔を並べており、やはりこの分野での一貫した強さを見せ続けている。一方で、同様にこの分野を得意としてきたペレスやハミルトンは中団に埋もれた。このように、ボックスパフォーマンスは、ある程度の変動を伴いやすい分野と言えるだろう。
Writer: Takumi