今日のF1ではDHL公式サイトにてピットストップの静止時間が公開されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、F1公式サイトにて公開されている。
そこで、当サイトでは
(ピットレーン通過時間)-(静止時間)
を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。
オーストリアGPのボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。
表1 ボックスパフォーマンス
ガスリーがトップタイムをマークした。モナコGP以降、4戦連続で素晴らしいパフォーマンスを続けており、本人の中で何かを掴んだのかもしれない。また、デ・フリースも同様に好調を維持している。
その他の上位勢は、ハミルトンや角田、ペレスといった常連の他に、ヒュルケンベルグやアルボンも顔を出している。
アロンソは、この分野に限ってはコース上での走りほどの力は見せてこなかったものの、そこまで下位に沈むことも無かった。だが、今回は2回のストップともボックスパフォーマンスが悪く、やや心配な所だ。
Writer: Takumi