• 2024/4/27 17:43

2023年日本GP ボックスパフォーマンス分析

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 今日のF1ではDHL公式サイトにてピットストップの静止時間が公開されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、F1公式サイトにて公開されている。

DHL公式ピットストップ静止時間

F1公式ピットレーンタイム

 そこで、当サイトでは

(ピットレーン通過時間)-(静止時間)

を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。

 日本GPのボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。また今回はピットストップが非常に多かったため、下位は割愛した。

表1 ボックスパフォーマンス

 

 最近ノリにノっているヒュルケンベルグが再びトップタイムをマークした。ベルギー、イタリアに続き3度目だ。その他のGPでも安定して上位に顔を出しており、今回の37周目のストップも非常に優れていた。直近では、この分野で最も優れたパフォーマンスを見せているドライバーと評して良いだろう。

 2番手にはアルファタウリ勢が入った。角田は昨年からこの分野のスペシャリストとして名高いが、ローソンがこの分野で輝きを見せるのはF1での4戦目にして初めてのことだ。僚友の角田から何らかのコツを学び取ったのだろうか?次戦以降のパフォーマンスにも注目したい。

 またピアストリも最近上位のタイムをマークし始めており、今後への期待が高まる。

過去レースのピットストップ分析はこちらより

Writer: Takumi