1. ピット作業の速さ
以下が国際映像に映った範囲での各々の静止時間だ。
表1 ピットストップ
今回はレッドブルとフェラーリのトップ2チームがピットでも素晴らしい作業を見せた。
2. ボックスパフォーマンス
今日のF1ではピットストップの静止時間が国際映像で映されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、公式サイトにて公開されている。
そこで、当サイトでは
(ピットレーン通過時間)-(静止時間)
を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。
イタリアGPのボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。
表2 ボックスパフォーマンス
ペレスとしては久々の、角田としては2戦連続のトップタイムとなった。ただし12周目のルクレールの21.3秒は燃料が重い状態であることを考慮すると、実質的には上位2人と互角かそれ以上と言えるかもしれない。ハミルトンもいつも通り上位におり、シーズン前半でのペレス・ハミルトン・角田の3強は後半戦でも安定して上位に顔を出し続けている。
Analyst: Takumi