• 2024/11/21 17:40

2023年シンガポールGP ボックスパフォーマンス分析

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 今日のF1ではDHL公式サイトにてピットストップの静止時間が公開されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、F1公式サイトにて公開されている。

DHL公式ピットストップ静止時間

F1公式ピットレーンタイム

 そこで、当サイトでは

(ピットレーン通過時間)-(静止時間)

を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。

 シンガポールGPのボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。また今回はピットストップが非常に多かったため、下位は割愛した。

表1 ボックスパフォーマンス

 

 久々にペレスがトップタイムをマークした。昨年はこの分野で圧倒的な強さを見せていたが、今年は角田、ハミルトンらと共に安定して上位に食い込むメンバーの一角ではあったものの、なかなかトップタイムは記録できていなかった。ここにきてようやく1勝となった。

 前戦イタリアで2位に入ったピアストリだが、今回も20周目ピット勢の中では最速のタイムをマークした。ただし、今回は20周目はセーフティカー導入時であり、必ずしもプッシュする必要のないドライバーや、ピットレーンの混雑、ダブルスタッキングなどの影響があったドライバーも少なからずいることを考慮する必要はあるだろう。

過去レースのピットストップ分析はこちらより

Writer: Takumi