サウジアラビアGPフリー走行2回目では各車ロングランを行いデータの収集に励んだ。今回はそんな各車のラップタイムを見ていこう。図1にソフトタイヤ勢、図2にミディアム勢、図3にハード勢を示した。
図2から、やはりレッドブルがその他大勢から抜け出しているのは分かる。ただしフェラーリ勢がロングランを行っていないため、フェラーリとの力関係は完全に未知数のまま決勝に臨むこととなる。
一方マクラーレンは好調なペースを見せており、アルピーヌと中団上位を争えそうな雰囲気を醸し出している。
ソフト勢ではシューマッハが今一つで、角田に差をつけられているのが気になる所だ。
またハードタイヤではアロンソが、ヒュルケンベルグやアルボンという、バーレーンGPのレースペースで買いに沈んだドライバー達と同等のペースとなっている。
開幕戦でオコンから遅れをとってしまったアロンソが根源的な問題を抱えており、本来の競争力を見せるまでもう少し時間を要するのか?それとも1戦限りの不調だったのか?日曜日に向けて気になる所だ。