フォルクスワーゲンのチーフを務めるヘルベルト・ディースは「アウディとポルシェはF1に参戦する」と語った。
ディースは2026年からの新しいエンジンのレギュレーションに大きく影響されたと語った。
「マーカス・デュースマン(アウディ会長)がいつも言うんだ。F1では、細かい部分を最適化することによって、平均的な長さのサーキットにおいて1年間で約1秒速くなるとね。」
「だが、新規参入するとなると、それに追いつくことはできない。先頭争いに加わるのに5年から10年かかるだろう。唯一、大きなルールの変更がある時だけ、そこに乗っかることができるんだ。」
「それはつまり、今F1に参入するか、今後10年参入しないかの決断になることを意味する。そして我々の2つの大きなブランドはそれが正しいことだと考え、それを優先しているんだ。」
フォルクスワーゲンはF1に関わったことはないが、WRCでレッドブルと組んでいる。
ポルシェはレッドブルと組むと考えられている。彼らは数年間関係があり、レッドブルは2026年の変更に注力している独自のパワートレイン部門を有している。
一方アウディの連携は明確ではなく、当初はマクラーレンが噂されていたものの、ドイツのAuto Motor und Sportによれば、ザウバー、ウィリアムズ、アストンマーティンが可能性の高いオプションだとのことだ。
Source: Formula 1 Official Website
Writer: Takumi