本投稿では、エミリア・ロマーニャGPのFP2におけるロングランペースを分析する。まずは、3周以上のロングランを行ったドライバーのラップタイムを、以下のインタラクティブグラフにて示す。ボタン操作で見たいドライバーだけを表示できるようになっている。
Lap Times
Drivers:
VERTSUNORPIALECHAMRUSANTALOSTRGASCOLOCOBEAHADLAWALBSAIHULBOR
さて、上位勢に着目すると、図1のようになる。

最初の3周こそルクレールの速さが光るが、トータルで考えると、やはりマクラーレンは速そうだ。続いてアントネッリ。フェルスタッペンのペースはガタつきが大きいが、ピークの部分だけを取ってみても、アントネッリに及んでおらず、ハジャーと比べても明確に上回っているとは言えない現状だ。
さて、図2にてそれ以降のグループを見てみよう。

図1でフェルスタッペンに迫ったハジャーが、この中では一歩抜け出している。ただし、サインツも近いペースを刻んでおり、今回もウィリアムズは競争力がありそうだ。また昨今苦戦が続くアストンマーティンも、ストロールがオコンやヒュルケンベルグを上回り、集団に加われそうな雰囲気を醸し出している。
Takumi
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