初開催のマイアミGPのシミュレーターでの車載映像が、F1公式YouTubeに公開された。
管理人のコメント
ターン1,2,3はインテルラゴスのターン1,2,3を平坦にして逆回りにしたような形、その後はシルバーストーンのような高速S字が続き、ターン6からターン7,8への繋がりはマニクールのニュルブルクリンクコーナーから180°コーナーへの繋がりに似ていますね。そしてロングストレートを抜けると、そこからのセクションはモナコのような超低速区間です。そしてもう1本のロングストレートからはストップ&ゴーという感じですね。
個人的にはF1のF1らしさはやはり高速コーナー。コース前半の高速S字が一つのお楽しみポイントです。特に予選の迫力に期待ですね。^^
そして、そこから連続しているターン6,7,8の繋がりも非常にチャレンジングで、前述の通りマニクール的とも言えるし、セパンのターン12,13,14とも言えます。ミスをしやすいし、ラインの解釈も多様性が生まれやすくフリー走行の段階からとても楽しみです。
ターン16でインに飛び込むのは、メキシコのターン13でインを突くような感じで、出来なくはないと思いますが、その後にDRSゾーンを含むロングストレートが待ち構えていることを踏まえると、賢明ではないでしょう。ディフェンス側もそれを分かっているので、ガッツリ立ち上がり重視で走るのがセオリーと思われますが、裏をかいてくるドライバーが現れるでしょうか?昨年最終戦ラストラップのフェルスタッペンのように、アウト側のライバルのラインを乱せば抜き返されにくいので、ここも注目ポイントです。
またフューエルエフェクトは、この映像では91秒程度のラップタイムなので、近い特性のメキシコの0.05[s/lap]にメキシコのラップタイム78秒に対する比の2乗をかけて0.07[s/lap]、と暫定的に見積もっておきましょう。
参考
インテルラゴス(0:07~ ターン1,2,3)
マニクール(0:37~ ニュルブルクリンクコーナーから180°コーナー)
セパン(1:07~ ターン12,13,14)