昨年から今年にかけてルクレールが遂げた進化について、フェラーリのアンバサダーであるマルク・ジェネのコメントがF1公式サイトに掲載された。
「シャルルはとてもエモーショナルだったけど、今年は随分変わったよ。まるでVersion 2.0だね。バルセロナのプライベートテストに行った時、長い時間一緒にいたんだけど、彼はマインドセットとメンタリティを完全に変えていた。皆さんからもわかるだろう。」
「(バーレーンで)予選の後、ポールを獲った後、レースの後、僕はシャルルが大喜びすると思っていたんだけど、彼はもっととても成熟していて、これが長いチャンピオンシップであることを認識していた。」
ジェネはさらに、チームについて続けた。
「マッティア(・ビノット)、シャルル、カルロスは、僕らイタリア人が持つ傾向のある感情を維持する上でとても重要になるだろう。」
「だからそれはティフォシに任せよう。でも3人の主要人物(ビノット、ルクレール、サインツ)はエモーショナルではないんだ。マッティアはスイス(落ち着いている)とのハーフで、カルロスも落ち着いていて、それは彼の父譲りだ。」
さらにフェラーリが新時代に向けて準備ができていると語った。
「サイクルはメルセデスがやって来たほど長くは続かないと思う。あれはおそらくF1の歴史でも最も長いものだ。でも間違いなく、(フェラーリの)グループのみんなは新しい時代を開く準備ができているよ。」
「僕はいつも、良い日々よりも悪い日々から学ぶことができると言っている。そして僕らは今や良い車を持っているんだ。みんな苦しんできたんだから、新時代に向けて準備できていると思うよ。」
Source: Formula 1 Official Website
翻訳: Takumi
管理人のコメント
「マッティア(・ビノット)、シャルル、カルロスは、僕らイタリア人が持つ傾向のある感情を維持する上でとても重要になるだろう。」のところは少し分かりにくいですが、多分「マッティア、シャルル、カルロスはイタリア人の感情的な気質をとても大切にしてくれる(持ち続けてくれる)だろう」って言いたかったんじゃないかなという気がしています。皆が皆、母国語が英語の人ではないので、その辺りを汲み取りつつコミュニケーションを行うのが「グローバルイングリッシュ」ですね。^^