これまでの分析内容をVer.1.1とし、それをブラッシュアップ、追加分析したVer1.2を公開した。
管理人のコメント
まずミハエル時代において
MSC
BAR +0.35~0.40
HAK +0.50~0.55
COU +0.75~0.80
この数字を信じるならば、流石エイドリアン・ニューウェイ。マシン的にはマクラーレンでしたね。 そこにバリチェロという非常に優れたドライバーによって最速マクラーレンに肉薄し、シューマッハの驚異的なパフォーマンスによってタイトル争いに持ち込んだ。2000年からは勝った。そんな時代だったと解釈できます。
因みに、この時代バリチェロ以上のパフォーマンスを見せたのがフィジケラ。当時の高評価はデータ的にも正しく、後にアロンソと組んだことで相対的に評価を落としてしまいましたが、当時はミハエルに次ぐスピードの持ち主だったと言ってもいいかもしれません。
その後出てきたライコネンは非常に面白いです。 波があるので読み解くのが難しい側面もありますが、マクラーレン時代ならシューマッハの0.15~0.20秒落ち。これはアロンソより0.05秒遅い程度で、近年で言うと(ノれている)リカルドと同等です。
しかしフェラーリに移籍すると、0.1秒ほどスピードを失っています。さらに出来不出来の差も激しく、かなり特殊な尖った才能の持ち主と言えるでしょう。それが記事内の表1にライコネンが3人いる理由です。^^
また、最近話題のガスリーですが、一発の速さはRB時代を除けばアロンソ並みで、ノれているリカルドやマクラーレン時代のライコネンと互角以上。是非上位チームのエースとしての活躍を見たいドライバーです。 アルピーヌとしてはガスリーを獲得すれば、アロンソが抜けた影響を最小限にできるでしょう。