セルジオ・ペレスがレッドブルとの契約を更新した。2024年までの複数年契約だ。
以下、クリスチャン・ホーナーのコメント。
「Oracle Red Bull Racingに加わってから、チェコはファンタスティックな仕事をしてきた。」
「彼は最高のチームプレーヤーであるだけでなく、快適さを増すとともに、グリッドの最先端で真に強力なドライバーとして認識されるようになったことを証明してみせた。」
「今年彼はさらに進歩し、ワールドチャンピオンのマックスとの差を大きく縮めた。シーズン初めのジェッダでの素晴らしいポールポジション、そして先週末のモナコでの見事な勝利がその証拠だ。」
「我々にとって、彼のペース、レースクラフトや経験を手放さないことは、考えるまでもなく当然のことだ。そして彼がチームと共に2024年までレースをしてくれて嬉しい。マックスとのパートナーシップにおいて、我々はF1で最も大きなプライズを獲得するドライバーのペアを持っていると信じている。」
一方、ペレスは以下のように付け加えた。
「僕にとっては凄い週末さ。全てのドライバーが夢見るモナコでの勝利を挙げ、それに続いて2024年までチームで走ることを発表できて、本当に嬉しいよ。」
「僕はこのチームの一員でいることを誇らしく思うし、今は完全に自分の家のように感じるんだ。僕らはとても良く一緒に働けているし、コース上でもコース外でもマックスとの関係は僕らをもっと前に押し出すことの助けになっている。」
「僕らはチームとしてとてつもない勢いがあるし、今年はそれを見せている。それが今後僕らをどんな場所に連れて行ってくれるのかワクワクしているよ。」
Source: Formula 1 Official Website
Writer: Takumi
管理人のコメント
ここまで7戦の対フェルスタッペンでの予選比較(表1)とレースペース比較(表2)です。
表1 予選
表2 レースペース
因みに去年は予選・レースペース共に0.4秒差だった。それでも決して悪い戦績ではないのだが、今シーズンでの差の縮まり方は途轍もないレベルだ。特に予選ではかなりの僅差に持ち込んでおり、あとはレースペースがついて来れば今季のチャンピオンシップを狙える可能性は十分に出てくる。
これだけのパフォーマンスを示せば、文句なく契約更新に繋がって当然と言えるだろう。