バーレーンテスト2日目を終え、レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーのコメントがFormula 1に掲載せれた。
「私からすると、サーキットで最も安定しているのはフェラーリだ。彼らは非常に強いテスト期間を過ごしている…。だから彼らは他の全員よりも極めて競争力があると言えるだろう。」
「でも忘れてはいけないのは、これらの車はまだまだとても未熟だと言うことだ。開発の速度は速く激しいものになるだろう。」
また、メルセデスW13はバルセロナから大きな変貌を遂げ、かなり激しく再設計されたサイドポットが注目を集めている。
「明らかに、F1ではこの種のものに対してジャングルのドラムが大きく鳴り響くし、かなり過激な解釈の噂があった。メルセデスが思いついたことはとても革新的だ。確かに我々や他チームが追求したコンセプトとは全く違うコンセプトだね。これは厳しいF1のレギュレーションの中でも創造性が存在していることを示していて、それによって大きく異なるソリューションが生まれてくるんだ。」
「まあ、これが正しい道どうかは時が経てばわかるでだろう。F1で我々が見ることができるのは、時と共に設計哲学が収束していくということだ。だがこのスポーツの良いところは、まっさらな紙を渡せば10個の異なる解釈が出てくるということさ。メルセデスは異なる解釈で極端なものを思いついたんだ。」
「だが、我々はあれを合法であると考えているか?という君の次の問いに関しては、もちろんイエスだ。全てのボックスにチェックマークがついているようだね。」
Source: Formula 1 Official Website
翻訳: Takumi
管理人のコメント
フェラーリの出来が良さそうというのは挙動から見ても同意見です。メルセデスも悪くないですが、フロントはスッと入っていくものの、途中からリアのスライドを感じ始めて4輪でアウト側にラインが大きくなっていくような印象を受けました。ハミルトンならあの手の挙動を利用するのは得意そうに見えますが、今後のマシンの熟成と併せてどうなるでしょうか…?
最後の合法云々の話は、メルセデスも開発初期段階でFIAに確認を取っているはずなので、ホーナーのコメントは至極当然と思われます。