今日のF1ではDHL公式サイトにてピットストップの静止時間が公開されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、F1公式サイトにて公開されている。
そこで、当サイトでは
(ピットレーン通過時間)-(静止時間)
を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。
モナコGPのボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。なお、今回はレース途中から雨が降って来たため、51周目以降のピットストップについては緑色でマーキングした。
表1 ボックスパフォーマンス
通常この分野で上位に来る角田、フェルスタッペン、ルクレールらが雨の中での交換となり、ペレスも特異なレース展開であったこともあってか、いつもとは違う顔ぶれが上位に躍り出た。この分野を得意とするハミルトンもドライ組では下位に沈んでいる。
ウェット組については周回によってコンディションも異なるため何とも言えないが、アルボンのタイムはかなり良い。また最もコンディションが悪かったと思われる55周目のフェルスタッペンのタイムも、かなりの物ではないだろうか。
Writer: Takumi