1. ピット作業の速さ
以下が国際映像に映った範囲での各々の静止時間だ。
表1 ピットストップ
オーストラリアのピットストップで1-2を記録したマクラーレンだが、今回もノリスで非常に速い作業を見せた。
※ルクレールの53周目はフロントウィング交換
2. ボックスパフォーマンス
今日のF1ではピットストップの静止時間が国際映像で映されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、公式サイトにて公開されている。
そこで、当サイトでは
(ピットレーン通過時間)-(静止時間)
を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。
エミリア・ロマーニャGPのボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。
表2 ボックスパフォーマンス
開幕3戦で圧倒的な速さを見せたペレスだが、ウェットの今回も1人異次元のパフォーマンスを見せた。特に18周目のストップではまだ燃料も重い状態で、そこでの27.4秒はより価値がある。
1回目のピットストップではルクレールを0.7秒上回るっており、これはビルヌーブコーナーでのオーバーテイクに繋がったと見て良い数字だろう。
Analyst: Takumi