• 2024/11/21 17:56

2021年サンパウロGP 全車の走行状態

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 本ページでは、クリーンエアやダーティエアなど各車の走行状態をまとめた。なお、タイヤについてはソフト=S、ミディアム=M、ハード=Hと表記した。またクリーンエア部分は太字で記した。

各ドライバーの使用タイヤはこちらのピレリ公式より

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Fig.1 メルセデス勢のレースペース

・ハミルトンはM-H-Hの2ストップ。第1スティントはペレスを交わした19周目からクリーンエア。第2スティントはフェルスタッペンの後方で終始ダーティエア。第3スティントはダーティエアに始まり59周目にフェルスタッペンを交わしクリーンエアに。

・ボッタスはM-H-Hの2ストップ。第1スティントは基本的にペレスの後方のダーティエアで進み、ペレスのピットストップ後29,30周目のみクリーンエア。第2,3スティントではクリーンエア。

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Fig.2 レッドブル勢のレースペース

・フェルスタッペンはM-H-Hの2ストップ。基本的に終始クリーンエア。

・ペレスはM-H-H-Sの3ストップ。19周目にハミルトンに交わされ、以降は徐々にクリーンエアに。第2スティント以降も基本的にクリーンエア。

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Fig.3 フェラーリ勢のレースペース

・ルクレールはM-M-Hの2ストップ。基本的に終始クリーンエア。30周目付近でアロンソに接近するが、33周目にパスしている。

・サインツはM-M-Hの2ストップ。第1スティントはルクレールの後方でダーティエア。第2,3スティントはクリーンエア。

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Fig.4 アルファタウリ勢のレースペース

・ガスリーはM-H-Hの2ストップ。序盤はベッテルの後方でダーティエアで進み、18周目にパスしてからはサインツの2秒強後方だが、じわじわと離されておりクリーンエアと見なして良いだろう。第2スティントはダーティエアで始まるが、38周目からサインツに離され始めクリーンエアと見て良いだろう。第3スティントはクリーンエアで始まるが、53周目にはアルピーヌ勢に接近。61周目にアロンソを交わしてからはクリーンエア。

・角田はS-H-Hの2ストップ。4周目のアクシデントでフロントウィングを交換しており、実質的にはH-Hの1ストップ。ダメージあり。序盤は基本的にノリスの後方でダーティエア。29周目から2秒以上に差が広がり、その後やや離されている。実質的な第2スティントは基本的にクリーンエア。

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Fig.5 アルピーヌ勢のレースペース

・オコンはM-Hの1ストップ。第1スティントはリカルドやベッテルらの後ろでダーティエア。28周目にベッテルがピットストップ後クリーンエアに。第2スティントも基本的にはクリーンエアで始まる(34周目に角田に迫るが37周目にはパス)52周目にはアロンソとスワップし、アロンソのDRS圏内で戦術的にレースを進めた。61周目には2台ともガスリーに交わされたことで以降クリーンエアに。最終ラップでポジションを戻した。

・アロンソはM-Hの1ストップ。序盤はダーティエアも、20周目にストロールを交わしてから25周目にオコンの2秒以内に迫るまでクリーンエア。その後はダーティエアで、34周目にオコンがピットストップしたことで、以降クリーンエアに(ルクレールに交わされており、影響あり)。39周目にベッテルを交わしてからはクリーンエアで、45周目にはオコンに迫ってダーティエアに。52周目にスワップしてからは、ガスリーへのディフェンスのためオコンをDRS圏内に留めて戦術的に走行している。61周目に交わされてからはクリーンエア。最終ラップでポジションを戻した。

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Fig.6 マクラーレン勢のレースペース

・ノリスはM-H-Hの2ストップ。1周目でパンクを喫しており、実質的にはH-Hの1ストップ。フロアに大きなダメージあり。実質的な第1スティントはジョビナッツィの後方でダーティエアに。27周目にジョビナッツィを交わしてからはクリーンエア。第2スティントはライコネンの後方でダーティエアで始まるも、47周目にオーバーテイクしてクリーンエアに。

・リカルドはM-Hの1ストップ。リタイア。序盤はダーティエアで進むが、25周目にガスリーがピットストップしてからはクリーンエア。スティント終盤にはハミルトンに交わされた影響が出ている。第2スティントではガスリーの3秒前後後ろを走っており、判断が難しいが第1スティントでガスリーのピットストップ後にそれほどタイムを伸ばしていないことからクリーンエアと考えて良いだろう。

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Fig.7 アストンマーティン勢のレースペース

・ベッテルはM-H-Mの2ストップ。第1スティントは途中ガスリーやリカルドに交わされるも基本的にはクリーンエア。第2スティントは33周目にラッセルを交わし完全なクリーンエアに。第3スティントもクリーンエア。

・ストロールはM-H-Mの2ストップ。ダメージあり、リタイア。第1スティントはオコンの後方でダーティエアで進むが、18周目付近から前と離れ20周目にはアロンソに交わされる。第2スティントはラティフィの後方で始まるが、28周目にマゼピンを交わしてからクリーンエアとなる。36周目付近にはラッセルの後方に迫りダーティエア。40周目にパスしてクリーンエアに。

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Fig.8 アルファロメオ勢のレースペース

・ライコネンはM-H-Mの2ストップ。序盤はダーティエアで進み、19周目にマゼピンを交わしてクリーンエアに。40周目付近からジョビナッツィに追いつき、集団の中でダーティエア。44周目にストロールを交わしてクリーンエア。第3スティントもクリーンエア。

・ジョビナッツィはM-H-Mの2ストップ。第1スティントはダーティエアで進むも、ストロールがピットに入り23周目からクリーンエアに。27周目にはノリスに交わされ、ピットを済ませたサインツやガスリーらが前に入りダーティエアに。第2スティントは基本的にストロールの後方でダーティエア。第3スティントもラッセルの後方でダーティエア。

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Fig.9 ウィリアムズ勢のレースペース

・ラッセルはM-H-Hの2ストップ。最初のストップはセーフティーカーがピットレーンを通過している間に行った。序盤はダーティエアで進み、20周目にマゼピンを交わすがライコネンの後方でダーティエアと見るべきだろう。ライコネンがピットに入り29周目からクリーンエアに。以降は基本的にクリーンエア。

・ラティフィはM-H-Hの2ストップ。第1スティントはダーティエア。第2スティント以降はクリーンエアで始まり、25周目付近でマゼピンに接近。30周目に交わしてクリーンエアに。その後基本的にクリーンエア。

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Fig.10 ハース勢のレースペース

・マゼピンはM-Hの1ストップ。序盤は中団勢に交わされる展開。20周目にラッセルに交わされてからはクリーンエアに。

・シューマッハはM-H-M-Mの3ストップ。ライコネンとの接触でフロントウィングを壊し11周目にピットストップ。以降は青旗の影響を受けつつも基本的にクリーンエア。