• 2024/11/21 18:10

2021年オーストリアGP 全車の走行状態

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 本ページでは、クリーンエアやダーティエアなど各車の走行状態をまとめた。なお、タイヤについてはソフト=S、ミディアム=M、ハード=Hと表記した。またクリーンエア部分は太字で記した。

各ドライバーの使用タイヤはこちらのピレリ公式より

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Fig.1 レッドブル勢のレースペース

・フェルスタッペン
 M-H-Hの2ストップ。
 終始クリーンエア。ただし、後ろを見ながら余力を残してのペースと考えられる。

・ペレス
 M-Hの1ストップ。
 52周目にリカルドを抜くまでダーティエア。その後チェッカーまでクリーンエア

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Fig.2 メルセデス勢のレースペース

・ハミルトン
 M-Hの1ストップ。
 20周目までノリスの後ろでダーティエア。以降はクリーンエアもダメージの影響あり。ダメージを負ったタイミングは、ショブリンによれば29周目の終わりで、0.6~0.7秒ほどの損失とのこと。

・ボッタス
 M-Hの1ストップ。
 第1スティント全体でノリスの後ろにいたが、前半は3秒前後の差からピットストップ前には2秒差まで詰めている。これがペースに余裕があったということか、クリーンエアでの走行だったかは不明。第2スティントでは基本的にクリーンエアで、42周目から53周目までハミルトンの後方でダーティエア。

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Fig.3 マクラーレン勢のレースペース

・ノリス
 M-Hの1ストップ。
 第1スティントはクリーンエア。ハミルトンとのバトルにより左リアを余計に使ったとの無線あり。第2スティントはクリーンエアで始まり、48周目からボッタスの2秒以内に入りチェッカーまでダーティエア。

・リカルド
 M-Hの1ストップ。
 17周目にベッテルを抜くまでソフト勢のトレインでダーティエア。18周目から29周目のピットストップまでクリーンエア。ピットストップ後は2,3周でガスリーの後ろにつき、45周目までダーティエア。その後チェッカーまでクリーンエアも、ペレスやルクレールらに対するディフェンスに徹し、本来のペースで走れていない部分も多い。

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Fig.4 フェラーリ勢のレースペース

・ルクレール
 M-Hの1ストップ。
 第1スティント終盤リカルドがいなくなった30周目からクリーンエア。それ以外は終始ダーティエア。

・サインツ
 H-Mの1ストップ。
 12周目にラッセルを抜くものの、すぐにルクレールの背後へ。ルクレールがピットに入る34周目付近まで前との間隔を2秒以上あけて抑えて走り、その後クリーンエアでペースアップ。第2スティントはルクレールに追いつく62周目付近までクリーンエア。66周目に譲ってもらい、リカルドを70周目にパス。最終ラップはクリーンエア。

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Fig.5 アルファタウリ勢のレースペース

・ガスリー
 S-H-Hの2ストップ。
 第1スティントで終始クリーンエア。第2スティントはハース勢やジョビナッツィ、ラティフィに引っかかるもパスし、27周目からクリーンエア。32周目付近からアロンソの背後へ。その後34周目付近にはライコネンの背後に迫る。ライコネンがピットインして39周目からクリーンエアが続く。第3スティントは基本的にクリーンエアでラスト3周でルクレールに追いついた。

・角田
 S-H-Hの2ストップ。
 第1スティントではガスリーの後ろでダーティエア。スティント終盤に2.5秒ほどに離される。第2スティントは目の前にジョビナッツィ、ラティフィがおり、ラティフィの33周目のピットイン後クリーンエア。ピット直前はスティント序盤でやや抑えたペースのサインツが前方2秒以内にいた。第3スティントは終始クリーンエア

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Fig.6 アルピーヌ勢のレースペース

・アロンソ
 M-Hの1ストップ。
 第1スティントはライコネンの後ろでダーティエア。第2スティントはクリーンエアで始まり、40周目付近からストロールの後ろでダーティエア。ストロールが入り47周目からペースアップし、ラッセルに追いつく50周目付近までクリーンエア。オーバーテイク後は68周目から3周クリーンエア

・オコン
 0周リタイア。

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Fig.7 ウィリアムズ勢のレースペース

・ラッセル
 M-Hの1ストップ。
 集団がスプレッドしてくる18周目付近からクリーンエア。第2スティントは35周目付近からアストンマーティン勢に引っかかり49周目までダーティエア。その後クリーンエアも50周目付近からはアロンソが迫り、後ろを見ながらのレース。

・ラティフィ
 M-Hの1ストップ。
 集団がスプレッドしてくる15周目付近からクリーンエア。第2スティントはクリーンエアで進み、47周目にオーバーテイクしていったジョビナッツィが8周に渡って2秒以内に留まる。

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Fig.8 アストンマーティン勢のレースペース

・ストロール
 S-H-Hの2ストップ。
 第1スティント終盤の15〜17周目はクリーンエア。第2スティントはダーティエア。40周目からは前方に離されてクリーンエア。第3スティントはクリーンエア

・ベッテル
 S-H-Hの2ストップ。
 第1スティントは14周目(インラップ)のみクリーンエア。第2スティントは基本的にダーティエア。38周目からは前方に離されてクリーンエア。第3スティントはクリーンエアで始まり、67周目付近からライコネンの背後へ。

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Fig.9 アルファロメオ勢のレースペース

・ジョビナッツィ
 M-Hの1ストップ。
 第1スティントはダーティエア。第2スティント序盤はクリーンエアも、37周目付近にはラティフィに追いつきダーティエア。47周目にオーバーテイクして以降はクリーンエア

・ライコネン
 H-Mの1ストップ。
 ラッセルの背後で30周目までダーティエア。その後ピットストップまではクリーンエア。第2スティントは65周目付近でラッセルとアロンソのバトルに追いつくまでクリーンエア

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Fig.10 ハース勢のレースペース

・シューマッハ
 M-Hの1ストップ。
 集団がスプレッドしてくる15周目付近からクリーンエア。

・マゼピン
 M-H-Hの2ストップ。
 ソフトスタートの2ストップ勢に抜かれる19周目付近から前と離れてしまいクリーンエア。ブルーフラッグに苦しんだとの本人の弁。