今日のF1ではDHL公式サイトにてピットストップの静止時間が公開されるほか、ピットレーンの通過時間も記録され、F1公式サイトにて公開されている。
そこで、当サイトでは
(ピットレーン通過時間)-(静止時間)
を計算し、ドライバー達の停止と発進のパフォーマンスを数値化することを試みる。当サイトではこのタイムを「ボックスパフォーマンス」と定義する。
日本GPのボックスパフォーマンスは以下の通りとなった。また今回はピットストップが非常に多かったため、下位は割愛した。
表1 ボックスパフォーマンス
最近ノリにノっているヒュルケンベルグが再びトップタイムをマークした。ベルギー、イタリアに続き3度目だ。その他のGPでも安定して上位に顔を出しており、今回の37周目のストップも非常に優れていた。直近では、この分野で最も優れたパフォーマンスを見せているドライバーと評して良いだろう。
2番手にはアルファタウリ勢が入った。角田は昨年からこの分野のスペシャリストとして名高いが、ローソンがこの分野で輝きを見せるのはF1での4戦目にして初めてのことだ。僚友の角田から何らかのコツを学び取ったのだろうか?次戦以降のパフォーマンスにも注目したい。
またピアストリも最近上位のタイムをマークし始めており、今後への期待が高まる。
Writer: Takumi