• 2024/11/21 17:36

2022年イギリスGP 全車の走行状態

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 本ページでは、クリアエアやダーティエアなど各車の走行状態とともに、各車のレースペースをグラフにまとめた。なお、タイヤについてはソフト=S、ミディアム=M、ハード=H、インター=I、ウェット=Wと表記した。またクリアエア部分は太字で記した。

 またスティント前半でダーティエアでも、途中からクリアエアになっており、かつ前半のダーティエア内でもタイヤを労われていて極端なペースダウンでもない場合、スティント全体をクリアエアのように扱ってよく、当サイトではその状態をオープンエンドクリアエア(OEC)と定義している。

各ドライバーの使用タイヤはこちらのピレリ公式より

 また今回のストップ回数については1周目を除いた数字としている。

Fig.1 フェラーリ勢のレースペース

ルクレール
M新-H新の1ストップ。
第1スティントはサインツ、フェルスタッペンの後方でダーティエアで進む。サインツが入って21周目からクリアエア
第2スティント序盤はクリアエアで、その後サインツに追いついてダーティエア。32周目に入れ替えてからはクリアエア。
SC後はバトル。

サインツ
M新-H新-S新の2ストップ。
第1スティントはクリアエア
第2スティントもルクレールに譲った以外はクリアエア
第3スティントもすぐにルクレールを交わしてクリアエア

Fig.2 レッドブル勢のレースペース

フェルスタッペン
M新-M新-H新-S新の3ストップ。
第1スティントはサインツの後方でダーティエア。交わしてすぐにダメージを負い、以降ダメージを負いながらの走行のため、本来のペースではない。

ペレス
M新-M古-S新の2ストップ。
第1スティントはフロントウィングにダメージ。
第2スティントはクリアエアで始まるが、13周目付近で角田に追いついて以降は集団をかき分けつつのレースに。21周目にリカルドを交わしてからはクリアエア
第3スティントはバトルで始まり、ルクレールを交わしてからはクリアエア

Fig.3 メルセデス勢のレースペース

ハミルトン
M新-H新-S新の2ストップ。
第1スティントはダーティエアで始まり、6周目にノリスを交わしてからはクリアエア
第2スティントもクリアエア
第3スティントはバトルの多い展開に。

ラッセル
0周リタイア。

Fig.4 アルピーヌ勢のレースペース

アロンソ
M新-H新-S新の2ストップ。
第1スティントは、序盤にガスリーを交わしてからはずっとノリスの後方2秒弱の辺りを走っているが、スティント終盤には少し話されており、OECのように見ても良いだろう。
第2スティントでもノリスと2秒前後の差で、クリアエアと見ても良いだろう。
第3スティントではバトルからルクレールの後方でダーティエア。

オコン
S新-H新の1ストップ。リタイア。
第1スティントはダーティエアで進み、アルファタウリ勢が消えた11周目からクリアエア
第2スティントはラティフィの後方でダーティエアで進むが、29周目に交わしてクリアエアに。その後トラブル。

Fig.5 マクラーレン勢のレースペース

ノリス
M新-H新-S新の2ストップ。
第1スティントは6周目にハミルトンに交わされているが、基本的にクリアエア
第2スティントもクリアエア
第3スティントはバトルからルクレール&アロンソの後方でダーティエア。

リカルド
M新-H新-S新-S新の3ストップ。
第1スティントはボッタスの後方でダーティエア。
第2スティントはマグヌッセンの後方でダーティエア。ダーティエア。
第3スティントは基本的にクリアエア
第4スティントはダーティエア。

Fig.6 ハース勢のレースペース

シューマッハ
M新-H新-S新の2ストップ。
第1スティントはマグヌッセンやリカルドの後方でダーティエア。
第2スティントはクリアエアで始まり、23周目付近でオコンに追いついてからはオコンやラティフィの後方でダーティエア。34周目以降は前と差が開いておりクリアエアの扱いでよいだろう。
第3スティントはフェルスタッペンの後方でダーティエア。

マグヌッセン
M古-M新の1ストップ。
第1スティントは基本的にリカルドの後方でダーティエア。
第2スティントはクリアエアで始まるが、25周目付近からシューマッハの後ろでダーティエアに。34周目から差が開きクリアエアに。
第3スティントはバトルの多い展開に。

Fig.7 アストンマーティン勢のレースペース

ベッテル
S新-M古-M古の2ストップ。
第1スティントは集団の中でダーティエア。
第2スティントは基本的にクリアエア
第3スティント序盤はダーティエア。後半はクリアエア

ストロール
M古-H古-M古の2ストップ。
第1スティントは基本的にダーティエア。
第2スティントはダーティエアで進み、26周目付近からクリアエアに。
第3スティントはラティフィの後方で始まるが、交わしてからはクリアエアに。

Fig.8 ウィリアムズ勢のレースペース

アルボン
0周リタイア。

ラティフィ
S新-M新-S古の2ストップ。
第1スティントはオコンの後方のダーティエアで進み、18周目付近で差が開きクリアエアに。
第2スティントはクリアエアで始まり、26周目付近からオコンとバトル関係に。29周目に交わされる。その後シューマッハ、マグヌッセンにも交わされ、後にクリアエアに。
第3スティントは基本的にダーティエアとバトル。

Fig.9 アルファタウリ勢のレースペース

ガスリー
S新-H古の1ストップ。リタイア。
第1スティントは序盤にアロンソに交わされてからクリアエア。角田と接触後はダメージあり。本来のペースで走れていない。

角田
S新-H古-S新の2ストップ。
第1スティントはガスリーの後方でダーティエア。
ガスリーとの接触以降はダメージあり。本来のペースで走れていない。

Fig.10 アルファロメオ勢のレースペース

ボッタス
M新スタート。リタイア
第1スティントはラティフィの後方でダーティエア。

ジョウ
0周リタイア。

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Writer: Takumi