• 2024/11/21 17:36

2021年スペインGP 全車の走行状態

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 本ページでは、クリーンエアやダーティエアなど各車の走行状態をまとめた。なお、タイヤについてはソフト=S、ミディアム=M、ハード=Hと表記した。またクリーンエア部分は太字で記した。

各ドライバーの使用タイヤはこちらのピレリ公式より

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Fig.1 メルセデス勢のレースペース

・ハミルトンはS-M-Mの2ストップ。第1スティントはフェルスタッペンのピットイン後、25周目からクリーンエア。第2スティントはクリーンエアに始まり、37周目付近でフェルスタッペンに追いついた。第3スティントは基本的にクリーンエアで、58周目にフェルスタッペンに追いつき、60周目にパス。

・ボッタスはS-M-Sの2ストップ。第1スティントはルクレールの後方でダーティエア。アンダーカットに成功し、第2スティント以降はクリーンエア。

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Fig.2 レッドブル勢のレースペース

・フェルスタッペンはS-M-Sの2ストップ。プランFにより実質M-Hの1ストップ。基本的に終始クリーンエア。

・ペレスはS-M-Sの2ストップ。序盤からダーティエアで進む。46周目にリカルドを抜いてクリーンエア。

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Fig.3 フェラーリ勢のレースペース

・ルクレールはS-M-Sの2ストップ。基本的に終始クリーンエア。

・サインツはS-M-Sの2ストップ。第1スティントはオコンの後ろでダーティエア。アンダーカットに成功し、オーバーテイクを重ね、31周目以降はリカルドとペレスの後方2秒強の場所におりクリーンエアと見なすかは微妙なところだ。41周目にペレスがコースオフした煽りを食っている。第3スティントはリカルドの後ろでダーティエア。

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Fig.4 マクラーレン勢のレースペース

・リカルドはS-M-Sの2ストップ。基本的に終始クリーンエア。

・ノリスはS-M-Sの2ストップ。基本的にはダーティエアで進み、第2スティント38周目からは少し距離ができてクリーンエアになるが43周目付近にはオコンに追いついている。第3スティントはクリーンエアで61周目にはオコンをオーバーテイク。

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Fig.5 アルピーヌ勢のレースペース

・オコンはS-Mの1ストップ。第1スティントは徐々に離されクリーンエアに。第2スティントは前半ライコネンに引っかかるが、その後は基本的にクリーンエア。

・アロンソはS-M-Sの2ストップ。実質1ストップにトライするが持たず、61周目にピット。第1スティントはダーティエア。第2スティントはストロールがピットに入って40周目からクリーンエア。

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Fig.6 アルファタウリ勢のレースペース

・ガスリーはS-M-Sの2ストップ。第1スティントはダーティエア。一早いストップで打破を試みるも、ベッテルにカバーされてしまい第2スティントもダーティエア。ベッテルが入ってもアロンソの後方でダーティエア。第3スティントはクリーンエアに始まり、52周目にはベッテルに追いつくが、すぐにオーバーテイク。その後もオーバーテイクを重ね、最終盤に再びクリーンエアに。

・角田はSスタート。リタイア。

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Fig.7 アストンマーティン勢のレースペース

・ストロールはS-M-Sの2ストップ。第2スティントまでは基本的にアロンソやノリスの後ろでダーティエア。第3スティントでクリーンエアとなるが終盤は1ストップのアロンソのトレインに入りダーティエアに。攻略後はクリーンエアに。

・ベッテルはS-M-Sの2ストップ。第1スティントはダーティエア。第2スティントはクリーンエアに始まり、25周目付近にはアロンソに追いついてダーティエアに。第3スティントも基本的にライコネンの後方でダーティエア。

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Fig.8 アルファロメオ勢のレースペース

・ライコネンはM-Sの1ストップ。第1スティントはベッテルのピットイン後22周目からクリーンエア。スティント終盤にはピットストップを済ませたドライバーたちに交わされ、ロスしている。第3スティントは所々引っかかっているものの基本的にはクリーンエア。58周目にはアロンソトレインに追いついている。抜けてからもストロールについて行っており、ダーティエア。

・ジョビナッツィはS-M-Sの2ストップ。セーフティカー中にタイヤ交換し、第2スティントはラティフィに追いつく22周目付近までクリーンエア。ライコネンと同じく30周目付近で2ストップ勢に交わされ大きくロスしている。第3スティントは基本的にクリーンエア。

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Fig.9 ウィリアムズ勢のレースペース

・ラッセルはS-M-Mの2ストップ。セーフティカー中にタイヤ交換し、再スタートはハース勢の後ろも、すぐに交わしライコネンの後方へ。2秒強の差をキープするが、26周目には3秒近くなっており、クリーンエアと見做して良いだろう。第3スティントもガスリーの後方で似たような展開になり、こちらも基本的にはクリーンエアと考えることができる。

・ラティフィはS-M-M-Sの3ストップ。ラッセルと同様にセーフティカー中のタイヤ交換からハース勢をパスし、ラッセルの後方でレースを進める。基本的にはクリーンエアと捉えて良いだろう。

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Fig.10 ハース勢のレースペース

・シューマッハはS-M-Mの2ストップ。終始クリーンエア。

・マゼピンはM-H-Sの2ストップ。終始クリーンエア。