これまで本サイトでは、英語学習サポートAI「Vocabulary Master」や超高性能翻訳AI「F1翻訳マイスター」などを公開してきた。今回は、今後の当サイトの記事の執筆においても重要な役割を担うことになる「添削GPT」のお披露目だ。11/7にリリースされたGPTs(ユーザー一人一人がGPTをカスタムして共有できる機能)を使用して筆者が作成した。
以下のリンクから使用することができる。
※11/13現在、OpenAI側の不具合により、他者の作成したGPTsを使用する際に再ログインが求められることがある。その場合、「Sign up to chat」を押して次のページに進んだ後、ブラウザの戻るボタンで本来のページに戻ることができる。律儀にログインする必要はない。
誤字脱字や文法上のミスをある程度的確に指摘してくれる。ただしGPT-4のそもそもの能力が「日本語が得意なアメリカ人」レベルであるため、「指摘のし落とし」や「誤った指摘」も現れる。その二者は無くそうとするとトレードオフの関係にあるため、添削GPTではバランスを取りつつもやや「寛容側(ある程度自然な表現なら目を瞑る方向)」に振ったつもりだ。ただし、記事は基本的に常体(丁寧語でない文体)で書かれていることを前提に作られている。
ただし元の原稿のクオリティが高いと、正しい所を無理やり「〜の方が自然です」と、逆に不自然な形に添削してくる傾向があるため、その際は無視していただきたい。
また、基本的には以下のスクリーンショット1ように分かりやすいフォーマットで出力するようにしているが、時折スクリーンショット2のように一気に出力してきてしまう場合がある。
このような場合は、回答の途中で停止ボタンを押して、再生成していただくことをお勧めする。
Vocabulary Masterと比べても、やや物足りない部分はあるが、所謂「ポンコツ回答」に目を瞑りながら使えば、有用性も十分高い。記事を執筆する方々に是非活用していただければ幸いだ。
Writer: Takumi