本ページでは、クリーンエアやダーティエアなど各車の走行状態をまとめた。なお、タイヤについてはソフト=S、ミディアム=M、ハード=Hと表記した。
Fig.1 メルセデス勢のレースペース
・ハミルトンはM-Hの1ストップ。11周目にフェルスタッペンを抜き、20周目にボッタスを抜いてからはクリーンエア。
・ボッタスはM-H-Sの2ストップ。プランFにより実質M-Hの1ストップ。ポールスタートからクリーンエア。20周目にハミルトンに抜かれるがすぐにクリーンエア。第2スティントではフェルスタッペンの後方でダーティエア。55周目に排気温度センサーにトラブルが生じたようだ。解決後はクリーンエア。
Fig.2 レッドブル勢のレースペース
・フェルスタッペンはM-H-Sの2ストップ。プランFにより実質M-Hの1ストップ。第1スティントはダーティエア。ボッタスのアンダーカットに成功し第2スティントはクリーンエア。
・ペレスはM-Sの1ストップ。ノリスを抜いた15周目からクリーンエア。
Fig.3 マクラーレン勢のレースペース
・ノリスはS-Mの1ストップ。15周目でペレスに交わされるも、それ以外はクリーンエア。
・リカルドはM-Hの1ストップ。序盤はダーティエアで進むが、ガスリーがピットに入って25周目からクリーンエア。第2スティントはガスリーはサインつらをオーバーテイクするが、基本的にはダーティエア。
Fig.4 フェラーリ勢のレースペース
・ルクレールはM-Hの1ストップ。第1スティントはサインツの後ろでダーティエア。第2スティントは37周目にスワップしてからは基本的にクリーンエア。
・サインツはS-Mの1ストップ。第1スティントはノリスの後方でダーティエア。第2スティントは基本的にクリーンエア。
Fig.5 アルピーヌ勢のレースペース
・オコンはM-Hの1ストップ。第1スティントはダーティエア。第2スティントはガスリーの後方のダーティエアで始まるが、34周目にガスリーを、44周目にサインツをオーバーテイクからクリーンエアに。
・アロンソはM-Hの1ストップ。基本的にダーティエアや、前方のドライバーのオーバーテイクのためにタイヤマネジメントしていることが多かったが、58周目にサインツを抜いてからは完全なクリーンエア。
Fig.6 アルファタウリ勢のレースペース
・ガスリーはS-Mの1ストップ。第1スティントはダーティエア。第2スティントでは序盤ルクレールの2秒以内にいるが離され、リカルドに抜かれる48周目まではクリーンエア。抜かれてからも近い距離に入るもののイーブンペースで食らい付いているような状態である程度自分のペースに近い状態と考えられる。
・角田はM-Hの1ストップ。15周目にはラッセルを抜いてクリーンエアに。その後基本的にクリーンエア。
Fig.7 アルファロメオ勢のレースペース
・ライコネンはソフトスタートで1周リタイア。
・ジョビナッツィはM-Hの1ストップ。第1スティントはダーティエア。第2スティントもベッテルの後方で基本はダーティエアで進み、56周目にオーバーテイクしてクリーンエアに。
Fig.8 アストンマーティン勢のレースペース
・ベッテルはS-Mの1ストップ。第1スティントは基本的にダーティエア。第2スティントはクリーンエアで始まる。55周目にジョビナッツィに交わされ56周目にストロールとスワップするが、前方のペースが上がらずダーティエアに。
・ストロールはS-Mの1ストップ。ダーティエアで始まるが20周目過ぎから徐々にアロンソが離れていきクリーンエアになっていく。第2スティントではジョビナッツィの後方でダーティエア。ベッテルとは56周目にスワップするが、ジョビナッツィを抜けず最後に順位を戻した。
Fig.9 ウィリアムズ勢のレースペース
・ラッセルはM-Hの1ストップ。基本的にクリーンエア。第1スティント終盤はピットストップを済ませたドライバーたちにオーバーテイクされタイムを失っている。
・ラティフィはS-M-Mの2ストップ。基本的にクリーンエア。
Fig.10 ハース勢のレースペース
・シューマッハはM-Hの1ストップ。序盤はラティフィの後方でダーティエアで進み、25周目から32周目のみクリーンエア。第2スティントはダーティエアで始まるが、62周目にラティフィを交わしてクリーンエアに。その前の数周もブルーフラッグの関係でクリーンエアの可能性あり。
・マゼピンはM-H-Sの2ストップ。終始クリーンエア。