以下は、2026年シンガポールGPレース後の各チームのコメントの要約である。
・マックス・フェルスタッペン
ドライバー:「ついにシンガポールで優勝できて、本当に素晴らしい気分だ。ここでは何度もレースをしてきたし、これまでにも勝てそうなチャンスはあったので、ようやく表彰台の頂点に立てたことは特別な意味がある。今週末は最初からマシンの状態が良く、運転していて非常に快適だった。決勝でも強力なペースがあり、後続とのギャップを維持するためにプッシュする場面はあったが、前方にクリアなスペースができると良いリズムで走れた。レース中は無線が使えなくなるなど、いくつか対処しなければならない問題もあった。それでもGP(ジャンピエロ・ランビアーゼ)は素晴らしい仕事をしてくれたし、僕が何を聞きたいか大抵は理解してくれていたようだ。チームとともに再び優勝を祝えるのは最高だ。今は一戦ずつ集中し、訪れるチャンスを最大限に生かしていきたい。何より大切なのは、楽しみながらレースを続けることだ。次のオースティンは路面の凹凸が大きく、まったく異なるサーキットなので、そこでどうなるか楽しみにしている」
ローラン・メキース:「マックスは今日も卓越したパフォーマンスを発揮した。チームは週末を通して優勝を争えるマシンを用意し、マックスはその性能を最大限に引き出してくれた。スプリントとグランプリの両方でポールポジションと優勝を獲得できたのは、チーム全体にとって非常に大きな成果だ。スタートが重要になることは分かっていたし、依然として改善すべき領域でもあるが、マックスとチームはうまく対応して首位を守った。その後は見事にレースをコントロールした。シンガポール初優勝という特別な瞬間を迎えられたこともうれしい。セパンに続いて異なるタイプのサーキットでも競争力を示せたことは、ミルトンキーンズで働く全員の努力の成果だ。この結果を喜びながらも、残りのレースと来年に向けて改善を続けていく」
・アイザック・ハジャー
ドライバー:「今夜のレースは楽しかった。後方からスタートして、次々とマシンを追い抜いていくのはいつでも楽しいものだ。もちろんポイントを獲得したかったが、シンガポールのように前のマシンに引っかかって隊列ができやすいコースでは、実現できるか確信が持てなかった。それでもスタート直後からマシンには良いペースがあり、特に前方がクリアになってからは少しずつ順位を上げることができた。バクーのときと似ていて、ミディアムよりソフトタイヤの方がずっと良かったので、第2スティントでソフトに交換したことが大きな助けになった。自分のガレージ側のメンバー全員が、この1ポイントを獲得するために懸命に働いてくれた。獲得できたのは1ポイントだが、チームにとって重要なポイントだ。僕たちに速さがあることは、マックスが証明してくれた。彼がずっと望んでいたシンガポールでの優勝を達成できたことを祝福したい。次のオースティンが今から楽しみだ」
ローラン・メキース:「アイザックも後方から非常に力強いレースを見せた。チャンスがあれば積極的に仕掛け、最後まで高いペースを維持して戦ってくれた。今週末は彼のマシンに発生した問題によって、本来の実力を発揮できる機会を十分に提供できなかった。それだけに、最後にポイントという形で努力が報われたことはうれしい。ガレージのメンバーも、次々に発生する問題へ素晴らしい対応を見せ、毎セッションでマシンをコースへ送り出すために懸命に働いてくれた。非常に厳しい状況を乗り越えて得られた結果であり、チーム全員の献身的な仕事を誇りに思っている」
・シャルル・ルクレール
ドライバー:「今日は持てる力をすべて出し切り、マシンから最大限の結果を引き出せたので、2位という結果には満足している。レッドブルとマックスは週末を通して非常に強く、僕もレース中ずっと懸命にプッシュしたが、最後まで彼に追いつくには少し足りなかった。それでも僕たちには良いペースがあり、チームも戦略面で正しい判断を下してくれた。異なる戦略を採用したことがうまく機能し、良い結果につなげられたと思う。次はオースティンだ。各チームがどのようなアップデートを持ち込むのか分からないし、その内容によって残りのレースでの勢力図が再び変わる可能性もある。僕たちも引き続き努力を続け、次のレースで何ができるか確かめたい」
フレデリック・バスール:「全体として力強い週末だった。スプリントで2位と3位、予選でも2番手と3番手を獲得し、決勝ではシャルルが2位に入った。マックスには週末を通して少しペースの優位性があったので、その差を縮める必要があるが、チームは良い仕事をして多くのポイントを獲得できた。今回はタイヤについての情報が非常に限られており、実際にはソフトが予想以上に強かった。2番手と3番手からスタートする状況を生かし、マックスに対して戦略の選択肢を広げるため、2台で異なるタイヤを選んだ。セーフティカーやVSCの可能性も考慮し、1ストップと2ストップの両方を選べるようにしていた。シャルルはその戦略をうまく生かし、確実に2位を持ち帰ってくれた」
・ルイス・ハミルトン
ドライバー:「今日は僕たちが望んでいた結果にはならなかったし、その責任は自分にある。シンガポールのように追い抜きが難しいサーキットでは、何か違うことを試す必要があると考えた。そこで新品のミディアムタイヤでスタートし、最初のスティントを長く走って1ストップ戦略を成立させようとした。しかし、ミディアムの性能はソフトほど良くなかった。第2スティントではペースが戻ってきたものの、必要なだけ順位を回復することができなかった。VSCが出た際にチームからピットインの指示があったが、ピット入口を通り過ぎてしまった。その後はコース上の順位を守るために走り続けることを選んだが、終盤にはタイヤの摩耗が非常に厳しくなり、3つ順位を落として6位でフィニッシュした。これは今日のマシンにあった速さを反映した結果ではない。大きな教訓になったし、自分が下した判断には全面的に責任を持つ。チームは毎週末多くの努力をしてくれているので、もっと良い結果を届けたかった。失ったポイントについてチームに謝りたい。次のレースでは必ず立て直せるよう努力を続ける」
フレデリック・バスール:「ルイスは今日、表彰台を獲得できる可能性が十分にあった。今回はソフトタイヤが予想以上に強かったため、ミディアムでスタートしたルイスの第1スティントは難しいものになったが、それによって後半の戦略に柔軟性を持たせることができた。レース中は1ストップと2ストップの選択肢を残しており、VSCが導入されたときには2台ともピットへ呼び込んだ。当時は2位と3位を走っていたので、うまく対応できればダブル表彰台も可能だった。しかしルイスはピット入口を逃してしまい、それが表彰台を失う結果につながったと思う。残念ではあるが、レースではこういうことも起こり得る。今回の週末で得られた前向きな要素を生かし、オースティンではさらに強くなって戻ってきたい」
・キミ・アントネッリ
ドライバー:「今日は本当に厳しいレースだったので、最終的に表彰台を獲得できてとてもうれしい。シンガポールではオーバーテイクが難しいことを分かっていたので、戦略で少し違うことを試そうとしていた。VSC中のピットストップでランドに順位を譲ることになったが、僕たちはその後、性能の良いソフトタイヤを使えることを理解していた。そのタイヤを生かしてランドとルイスを追いかけ、二人が争っている間にチャンスをつかんで両方を追い抜き、3位を獲得できた。難しいレースが数戦続いた後なので、チームにとっても素晴らしい結果だ。今回のアップデートパッケージについても大きな進歩があった。比較テストは非常に有益で、性能を最大限に引き出すための良い方向性が見つかったと思う。金曜日は難しいスタートで、スプリント週末のため作業時間も限られていたので、今日もマシンを完璧な作動領域に入れられていたわけではない。それでも改善の余地があることが分かったので、オースティンではさらに性能を引き出せると期待している」
トト・ウォルフ:「4番手と19番手からのスタートだったので、難しいレースになることは分かっていた。ここでは追い抜きが非常に難しく、戦略的な判断が結果を大きく左右する。その中で2台ともレース終盤にコース上で順位を上げる必要があったが、キミは見事なペースを発揮してマクラーレンとフェラーリを追い抜き、表彰台を獲得した。チームにとって非常に価値のある結果だ。今週末は新旧2種類のパッケージを比較し、アップデートの理解を深める重要な実験を行った。予選と決勝を通じて新しいパッケージを適切に機能させる方法が見つかり、本来の性能の一部が見えてきた。最適なセットアップ領域は狭いが、開発の方向性には確かな手応えを感じている」
アンドリュー・ショブリン:「今回のスタート位置を考えれば、キミの表彰台とジョージのポイント獲得は堅実な結果だ。追い抜きが難しいため、戦略と終盤のタイヤ性能を最大限に生かすことが重要だった。キミは非常に成熟したレース運びを見せ、タイヤを適切に管理し、最後には順位を上げるために必要な速さを発揮した。今回の重要な目的はアップデートの評価を進めることでもあった。3日間で多くのことを学び、正しい作動領域に近づくにつれて予選と決勝の両方で改善が見られた。週末の終わりには、キミが使用した新仕様の方が明確に速くなっていた。今後の開発に向けて有益なデータを持ち帰ることができた」
・ジョージ・ラッセル
ドライバー:「最初のスティントでは良いペースで順位を上げ、トップ10のすぐ近くまで進むことができた。VSCが出たタイミングを利用してピットストップを行ったが、残念ながらピットレーンへ入ったところでVSCが解除されてしまい、その恩恵を十分に受けられなかった。こうした不運は、残念ながら今シーズンの自分の状況を象徴しているように感じる。その後はソフトタイヤで懸命に戦ったが、ニコは8位を守るために素晴らしいディフェンスを見せた。後方からのスタートで、しかも追い抜きが非常に難しいサーキットだったので、厳しいレースになることは覚悟していた。最終的にポイント圏内まで戻れたのはまずまずの結果だが、個人的にはシンガポールでの週末全体が残念なものになった。次のオースティンへ向けて立て直したい。アップデートの比較から有益なデータを大量に収集できたので、残り6戦ではその成果を生かしていきたい」
トト・ウォルフ:「ジョージは19番手から素晴らしいオーバーテイクを何度も成功させ、9位まで順位を上げた。その先では前のマシンを抜くことができなかったが、厳しいスタート位置からよく戦ってくれた。今回のレースは当初から失点を最小限に抑えることが重要だったので、2台でポイントを獲得できたことは良い成果だ。新旧パッケージの比較でも非常に有益な情報を得られた。新仕様は適切なセットアップを見つけるのが難しいものの、確かな性能向上の可能性がある。今後もその理解を深めていく必要がある」
アンドリュー・ショブリン:「ジョージは後方からのスタートという非常に難しい状況だったが、レースを通して懸命に戦い、素晴らしいオーバーテイクを何度も決めてポイント圏内まで戻ってきた。コース上で順位を上げにくいシンガポールでの9位は評価できる結果だ。新旧パッケージの比較についても、多くのデータを収集できた。週末を通して適切な作動領域に近づくことで新仕様の競争力が改善することを確認し、開発面では良い方向へ進んでいると考えている。この情報はオースティンに向けた準備と、残りのシーズンでマシンの性能をさらに引き出すために重要になる」
・ランド・ノリス
ドライバー:「今日の4位は僕たちが達成できる最高の結果だったと思うので、最大限の成果を持ち帰れたことには満足している。非常に暑く、体力的にも厳しいレースだったし、マシンは運転が難しく、すべてのコーナーで格闘しているような状態だった。ペース自体はまずまずだったが、現状では僕たちのマシンは4番目の速さだと思う。レッドブルは大きく進歩し、メルセデスとフェラーリも強かった。僕たちはアップデートによってその差を縮める必要がある。ルイスとのバトルでは少し焦ってしまい、ミスを犯した。あのミスがなくても最終的には追い抜けたと思うし、キミは新しいタイヤと速いペースを持っていたので抜かれた可能性が高いが、もっと良い戦いができたはずだ。戦略だけで今日の結果をさらに改善することは難しかった。マシンを速く、そして扱いやすくする必要がある。また、昨日のスプリントでチームを失望させたことについて、改めて謝罪したい。すでに関係者全員に謝罪したし、残りのシーズンでその埋め合わせができるよう全力を尽くしたい」
アンドレア・ステラ:「今日の結果は現在のマシンの競争力を反映している。昨日の予選と似た順位になったのは偶然ではない。ランドには3位を獲得する可能性もあったが、厳しい土曜日と最近の数戦を考えれば、今回のポイント獲得は一定の成果だ。今後投入するアップデートによって表彰台争いへ戻ることを目指している。また、昨日のスプリントで起きた接触については、チームとして受け入れられない出来事だった。両ドライバーもその認識を共有してくれたことをうれしく思っている。これからさらに話し合い、チームとしてどうあるべきかを確認していく。ガレージでもファクトリーでもコックピットでも、常にチーム全体の利益が優先されなければならない。レース終盤、ランドがチームの結果を最大化するために協力を申し出たことは非常に良かった。今後もこうした姿勢を期待している」
・オスカー・ピアストリ
ドライバー:「5位だった。非常に暑く、体力的にも厳しいレースだったが、全体としてはまずまずの内容だったと思う。スローパンクチャーが発生したことは残念だったが、それを考えても今日の僕たちにとって5位が最大限の結果だったと思う。レッドブルやフェラーリに挑戦できるだけのペースはなかった。それでも最後にルイスを追い抜いて順位を一つ上げられたのは良かったし、楽しいレースの締めくくりになった。チームにとっても重要なポイントを持ち帰ることができたので、努力してくれた全員に感謝したい。この3連戦ではマシンのフィーリングが大きく改善し、運転していてかなり快適になってきたことが前向きな収穫だ。一方で、現状のペースではまだ十分ではない。再び表彰台や優勝を争うためには、レッドブルやメルセデスとの差を縮める明確な進歩が必要だ。やるべき仕事は残っているが、チームにはそれを実現する力があると信じている。短い休みを挟んで、シーズン終盤の戦いに臨むのが楽しみだ」
アンドレア・ステラ:「今回の4位と5位は、現在のマシンが持つ性能をかなり正確に表している。直近のレースでは期待していた結果を十分に得られていなかったので、2台でまとまったポイントを獲得できたことは前向きに捉えている。レッドブルは大きく前進しているが、我々も選手権で争っているライバルと競争できる位置にはいる。今後のアップデートによって、その差を縮められると考えている。昨日のチームメイト同士の接触については、二人ともチームの考え方を理解している。個人の利益よりチームの利益を優先するという原則を、今後さらに強固なものにしていきたい。ランドがレース終盤に示したチームへの協力姿勢も、その重要な一歩だ」
・リアム・ローソン
ドライバー:「今日の結果には非常に満足している。ソフトタイヤでスタートしたことで良い加速ができ、序盤からオーバーテイクを仕掛けられた。その後もレースを通して良いペースを維持できたので、6ポイントを獲得できたことは本当にうれしい。チーム全員を誇りに思うし、ここ数週間は非常に前向きな結果が続いている。コンストラクターズ選手権5位を争う中で、このような結果を積み重ねることはとても重要だ。次のオースティンまで少し時間があるので、来週はシミュレーターでのトレーニングに集中する予定だ。その後は再び3連戦が始まる。現在の良い流れをシーズンの残りのレースにも持ち込み、さらに良い結果を目指したい」
アラン・パーメイン:「特にリアムにとって非常に力強いレースだった。1周目のターン1でガスリーを追い抜くと、その後は快適にギャップを広げ、タイヤの摩耗を適切に管理しながら安定したペースを維持した。ガスリーとヒュルケンベルグがピットインした際には我々も対応し、ミディアムタイヤに交換した。これによりセーフティカーに伴う戦略上のリスクを抑えることができ、その後はチェッカーフラッグまで順調に走り切った。今回の結果はサーキットとファエンツァ、ミルトンキーンズで働く全員の努力の成果だ。厳しい3連戦を良い形で締めくくれたことをうれしく思っている」
・アービッド・リンドブラッド
ドライバー:「シンガポールでの週末にはあまり満足していない。決勝ではスタートが悪く、それがその後のレース全体に影響してしまった。ターン1ではほかのマシンに挟まれる形になり、強くブレーキを踏まなければならず、さらに順位を落としてしまった。シンガポールのようにコース上の位置取りが非常に重要なサーキットでは、序盤に順位を失うことの影響が大きい。今回の週末を振り返り、どこを改善する必要があるのかを確認したい。ここ数週間は非常に疲れる日程だったので、オースティンまでの短い休みを使って一度完全にリフレッシュするつもりだ。気持ちを切り替え、残りのレースでは自分の力を最大限に発揮できる状態で戻ってきたい」
アラン・パーメイン:「アービッドはスタートでホイールスピンが多く発生し、序盤からペースを失ってしまった。その後もパワーユニットの出力に一貫性がない問題があり、走行ペースに多少の影響が出ていた。一方でリアムは非常に良いレースをして、チームに重要なポイントをもたらしてくれた。今回の3連戦を通して多くのことを学び、チームとして前進することができた。サーキットにいるメンバーとファクトリーで働く全員の努力に感謝したい。短い休みの後には再び3連戦が始まるので、そこでさらに良い結果を目指していく」
・ニコ・ヒュルケンベルグ
ドライバー:「素晴らしい形で週末を締めくくることができた。今日は訪れたチャンスを最大限に生かせたと思う。まず1周目が非常に良く、それによってレースを戦ううえで有利な位置を確保できた。その後はタイヤを管理しながら、最後まで集中力を維持することが重要だった。特に終盤はジョージから強いプレッシャーを受け続けていたので、簡単なレースではなかった。それでもポジションを守り切り、チームに重要なポイントを持ち帰れたことには大きな満足感がある。スプリントと決勝で合計6ポイントを獲得できたのは、懸命に働いてきたチーム全員にとって素晴らしい報酬だ。中団の争いは依然として非常に接近しているので、毎週末、新たな気持ちで最高のパフォーマンスを発揮する必要がある。厳しい3連戦を良い形で終え、サーキットとファクトリーで働くメンバーへ結果で恩返しできてうれしい。少し休んで、次のオースティンへ向けて準備したい」
アラン・マクニッシュ:「今日のニコは、これまで見てきた中でも最高のレースの一つを披露した。スタートからフィニッシュまで素晴らしい走りで、選手権争いにおいて極めて重要なポイントを獲得してくれた。今回の週末は予選から決勝までチームとして良い仕事ができたと思う。スプリントとグランプリの両方でポイントを獲得したのは今回が初めてで、非常に前向きな成果だ。特にニコが終盤にジョージの攻撃を抑え切ったことは高く評価している。この結果はポイントだけでなく、今後のレースへ向けたチームの勢いという点でも大きな意味がある。努力を続けてきたメンバー全員にとって素晴らしい結果だ」
・ガブリエル・ボルトレート
ドライバー:「全体として忘れてしまいたい週末だった。シーズンを通して良いことも悪いこともあるが、今回は残念ながら悪い方に当たってしまった。レース序盤はまずまずの状態だったものの、ギアボックスに問題が発生した可能性があり、走行を続けることができなくなった。まだ全員が接近して走っている段階だったので、トラブルが起きなければどのような展開になっていたかを判断するのは難しい。レースが本格的に始まる前に終わってしまったことが本当に残念だ。一方で、ニコが素晴らしい週末を過ごせたことはうれしく思う。終盤にジョージを抑え、チームにポイントを持ち帰ったことで、僕たちのマシンにどのような可能性があるかを示してくれた。個人的には不運だったが、チームにとっては良い成果もあった。次のオースティンへ向けて気持ちを切り替えたい」
アラン・マクニッシュ:「ガビはギアボックスの問題が疑われるトラブルによって、レースを早い段階で終えることになった。原因については詳しく調査する必要がある。チームにとって喜びと残念さが入り交じる結果だが、ニコが見せた卓越したパフォーマンスは正当に評価したい。今回、初めてスプリントと決勝の両方でポイントを獲得できたことは、我々にとって大きな進歩だ。選手権順位を争ううえでも重要なポイントを持ち帰ることができた。この勢いを維持し、残りのシーズンへ向けてさらに前進したい」
・ピエール・ガスリー
ドライバー:「今日の結果には本当にがっかりしている。またしても厳しいレースになってしまった。スタートでは十分なパワーが出ず、リアムとニコに追い抜かれてしまい、その後も二人の前へ戻ることができなかった。シンガポールのようにリアタイヤへ大きな負荷がかかるサーキットでは、僕たちがトラクションに苦しんでいることが明確になった。これが現在の大きな弱点だ。リアタイヤの性能を維持できず、ライバルについていくことができなかったため、最終的にはポイント圏外まで順位を落としてしまった。この問題を十分に理解し、できるだけ早く改善するために時間をかける必要がある。この3連戦では、通常の予選で3回、今回のスプリント予選も含めれば4回のQ3進出を達成しているのに、ポイントは一つも獲得できていない。1周の速さはあるものの、決勝のレース距離になると苦戦するという傾向を変える必要がある。改善すべき部分を解決できれば、次の3連戦ではライバルと戦えると信じている」
スティーブ・ニールセン:「シンガポールの決勝も今回の3連戦全体も、チームが望んでいた結果にはならなかった。ポイントを獲得できなかったことで、選手権での争いはさらに厳しくなっている。一方で、マシンは多くのサーキットで良いペースを示しており、基本的な競争力はあると考えている。今後もアップデートパーツの投入を予定しており、2台の性能をさらに高めていく。残りのレースではライバルとの差を少しずつ縮め、ポイント獲得の機会を確実に生かせるよう取り組みたい」
・フランコ・コラピント
ドライバー:「昨日に続いて今日もレースを完走できなかったのは非常に悔しい。今回はドライブラインに問題が発生した可能性がある。信頼性は今シーズンのチームの強みの一つだったので、原因を詳しく調べて対策を進めてくれると信じている。スタートは良く、何台か追い抜くことができた。その後はシンガポール特有の追い抜きの難しさもあって、前のマシンについて走る展開になった。ピットストップのタイミングや次の戦略を考え始めていたところで異常を感じ、マシンを止めなければならないと分かった。ここ数戦は厳しい週末が続き、ポイントを獲得できていない。選手権でもライバルとの差が広がってしまったが、マシンには良いペースがあるので、残りのレースでもポイントを争えると考えている。次のアメリカ大陸での3連戦は、地元に近い場所でレースができ、ファンの熱気を感じられるので、毎年特に楽しみにしている時期だ。チームの目標を達成するため、最後まで諦めずに戦い続けたい」
スティーブ・ニールセン:「今回の週末は2度もマシンがコース上で停止するトラブルに見舞われた。これまで信頼性はチームの強みだったので、その原因を理解し、再発を防ぐことが重要だ。フランコは良いスタートを決めて順位を上げていただけに、ドライブラインの問題が疑われるトラブルでレースを終えたことは残念だ。今回の3連戦ではポイントを獲得できず、選手権での状況も難しくなったが、マシンの速さ自体には前向きな材料がある。今後投入予定のパーツでさらに性能を引き上げるとともに、信頼性の問題を解決し、2台そろってポイント争いができる状態へ戻したい」
・オリバー・ベアマン
ドライバー:「1周目のスタートでは周囲のマシンに囲まれてしまい、思うように前へ出ることができなかった。それでも、その後は何台か追い抜いて少し順位を回復できた。問題は、このサーキットではオーバーテイクが非常に難しく、僕たちにはまずまずのペースがあったものの、ポイントを獲得できる位置から少し離れていたことだ。マシンの感触には満足しているし、チームのレース運営も良かったと思う。自分自身も良いドライビングができたと感じている。今のマシンに1周あたりあと数コンマの速さがあれば、もっと良い結果を狙えたはずだ。次の3連戦でどこまで改善できるか楽しみにしている」
小松礼雄:「厳しいレースだった。スタートでは周囲のマシンに囲まれて順位を失い、第1スティントではマシンにある程度のペースがあったものの、それを十分に生かせなかった。第2スティントではポイント圏内へ戻るだけの速さが足りなかった。一方で、レース運営自体は非常に良く、戦略面でも適切に対応できたと思う。オリーを急きょピットへ呼び込んだ際にも、ピットクルーは素晴らしい対応を見せた。また、オリーは週末の最初からマシンに強い自信を持ち、良いフィーリングで走れていた。こうした前向きな要素を次につなげたい。今回の3連戦では3戦中2戦でポイントを獲得できたので、チーム全員の努力を誇りに思っている。オースティンではさらに一歩前進できると期待している」
・エステバン・オコン
ドライバー:「スタートは本当に良かった。いつものようにスタートと最初の数周をうまくまとめ、いくつか順位を上げることができた。しかし、その後はペースが足りず、今日の僕たちには13位が最大限の結果だったと思う。週末を通して難しい状況が続いていたし、マシンのグリップが不足していて、常にスライドしてしまう。シンガポールのようなコースで十分なグリップが得られないと、思い切ってプッシュすることが難しく、良い結果につなげられない。チームとして詳しく振り返り、改善しなければならない部分が多くある。それでも今回の週末には前向きな要素もあったので、それらをしっかり持ち帰り、次の3連戦につなげたい」
小松礼雄:「スタート直後は2台とも周囲のマシンに挟まれ、順位を失う展開になった。第1スティントではペースを十分に活用できず、第2スティントでもポイント争いに戻るだけの速さがなかった。それでもレース運営やピットストップの対応など、チームとして良い仕事ができた部分は多い。オリーが週末を通してマシンに自信を持てていたことも前向きな材料だ。今回の3連戦は厳しいものだったが、2戦でポイントを獲得できており、全員の努力によって一定の成果を残すことができた。今週末に得られた情報を分析し、オースティンでさらに性能を改善したい」
・カルロス・サインツ
ドライバー:「厳しいレースだったし、ポイント圏内にとどまれなかったのは残念だ。スタートは非常に良く、何台ものマシンを追い抜いて10位まで順位を上げることができた。しかし最初の数周でバッテリーに問題が発生し、短時間で2つ順位を落としてしまった。その後も全体的にペースが不足しており、前方のマシンと戦い続けることが難しかった。今回の3連戦については、自分としては良い仕事ができたと思っている。バクーで新しいパッケージを投入してから、マシンから引き出せるものを最大限に引き出してきた。ただ、現在の競争力では安定してポイントを獲得することが難しいことも理解していた。少し休んでリフレッシュし、次の3連戦に向けて準備を整えたい」
ジェームズ・ボウルズ:「今日は厳しい一日だった。カルロスは素晴らしいスタートを決めたが、その後はハースなどのライバルに対してペースが足りず、徐々に順位を落とすことになった。今回のマシンの競争力は我々が期待していた水準には届いていなかった。2台ともポイントを争うだけの速さがなく、セーフティカーも出なかったため、戦略的に大きな勝負を仕掛ける機会も限られていた。今シーズン残りのサーキットには、我々のマシンに適したコースもあるはずだ。今回のパッケージからさらに性能を引き出せる部分があるかを分析したい」
・アレクサンダー・アルボン
ドライバー:「自分にとって地元に近いシンガポールでのレースが、こんな形で終わってしまったのは本当に悔しい。今日はマシンのペース自体はかなり良く、レーシングブルズやアストンマーティンと争える速さがあった。シンガポールの厳しいコンディションを考えても、身体の状態は比較的良好だった。これはチームが開発してきた冷却ベストの効果が大きいと思う。タイヤも非常に良く、摩耗は小さかったし、ソフトタイヤも高い耐久性を示していた。一方で、レース中は燃料とブレーキの問題を管理し続けなければならなかった。前のマシンに近づくたびにブレーキ温度が上昇し、冷却のためにペースを落とす必要があった。50周以上にわたって問題に対応してきたが、最後はマシンを守るために早めにリタイアすることを選んだ。次の3連戦まで少し時間があるので、今回のレースを詳しく振り返り、スペアパーツを補充して、次へ向けて準備したい」
ジェームズ・ボウルズ:「アレックスはレース中ずっとブレーキ温度の上昇に苦しんでいた。温度を管理するために何度もペースを落とさなければならず、ライバルと十分に戦える状況ではなかった。最終的にはマシンを守るためにリタイアすることになった。カルロスも良いスタートを決めたが、ハースなどに対してペースが足りず、ポイント圏内に残ることができなかった。セーフティカーなどによる戦略的なチャンスも得られず、2台ともポイント争いに加われなかった。今後のサーキットには我々のマシンに適した場所もあるので、現在のパッケージからさらに性能を引き出す方法を検討していく」
・フェルナンド・アロンソ
ドライバー:「レースだけでなく、週末全体を通して難しい状況だった。ピットレーンからのスタートになることが分かっていたので、特にオーバーテイクが難しいシンガポールでは厳しい戦いになると予想していた。自分にできることはすべてやったつもりだが、それ以上の順位を争うだけのペースがなかった。今週末はずっとマシンのドライバビリティに問題を抱えており、思うように運転することが難しかった。次の3連戦までにこれらの問題を改善し、より良い状態でレースに臨めるようにしたい」
マイク・クラック:「シンガポールのように追い抜きが難しいサーキットでピットレーンからスタートする以上、非常に厳しい夜になることは分かっていた。二人のドライバーは懸命にプッシュし、マシンから引き出せる性能を最大限に発揮しようとしてくれた。フェルナンドは16位まで順位を上げたが、ポイントを争うだけのペースがなかった。チームとして立て直しを図り、オースティンでより良い結果を目指していく。この3週間、ガレージやホスピタリティを含め、懸命に働いてくれたすべてのメンバーに感謝したい」
・ランス・ストロール
ドライバー:「昨夜セットアップをいくつか変更したので、今日はピットレーンからスタートした。レース中はマシンのドライバビリティに問題があり、運転が難しい状況が続いた。その後、クラッチが過熱してしまい、リタイアしなければならなくなった。週末を通して厳しい状況だったので、今回の問題をしっかり分析し、次のレースに向けて改善する必要がある。チームとともに原因を調べ、より良い状態でオースティンへ向かいたい」
マイク・クラック:「2台ともピットレーンからスタートすることになり、もともと難しいレースになることは予想していた。ランスは懸命に走っていたが、クラッチのトラブルによって途中でリタイアすることになった。フェルナンドも16位まで順位を上げたものの、ポイント獲得には届かなかった。ドライバーたちは厳しい状況でも可能な限りの力を発揮してくれた。チームとして今回の週末を振り返り、問題点を改善して次のオースティンへ臨みたい。厳しい3連戦を支えてくれたチーム全員に感謝している」
・セルジオ・ペレス
ドライバー:「現在のチームには、今後の成長に向けた強固な基盤ができていると思う。レース運営は安定しているし、チーム全員が本当に良い仕事をしている。その点については満足していいと思う。ただし、前を走るマシンと競争するためには、まだ1周あたり1秒から1.5秒ほどの速さが足りない。今、僕たちに最も必要なのは、もっと競争力のあるマシンだ。それ以外の部分については予定どおり進歩しているので、チームとして目標に到達できると信じている。次のオースティンとメキシコのレースを本当に楽しみにしている。オースティンはチームにとってのホームレースだし、メキシコは自分にとって特別な地元でのレースになる。しかもメキシコでは通算300回目のグランプリ出走を迎える予定だ。母国のファンの前でこの節目を迎えられるのは、非常に特別なことだと思う」
マルチン・ブドコウスキー:「厳しい3連戦が終わり、シンガポールも難しい週末になった。期間中はいくつかの事故やトラブルが発生したが、決勝では2台とも完走できた。チェコはソフトタイヤで素晴らしい第1スティントを走り、ほかのマシンと戦いながら、戦略を工夫して順位を上げようとした。しかし、現時点のペース差を補うには十分ではなかった。レース中にもう少し多くのリタイアやアクシデントが発生すれば、ポイントを争うチャンスもあったと考えていた。今回はそのような展開にはならなかったが、2台を完走させられたことは前向きに受け止めている。次の3連戦へ向けて準備を進めたい」
・バルテリ・ボッタス
ドライバー:「今日は2台とも完走できたことが良かった。最近は2台そろってチェッカーフラッグを受けられるかどうかも難しい状況が続いていたので、これは前向きな結果だと思う。僕はミディアムタイヤでスタートしたが、第1スティントでは予想していたほどの性能が得られず、順位を落としてしまった。全体としてもペースが不足していて、特に決勝での速さが現在の大きな弱点だ。なぜこうした状況になっているのか、チームとして原因を調べている。大きなアップデートを投入していないので、急激に状況が改善するような解決策は期待できない。今後も作業を続け、特に来年のマシンへ向けた開発に集中していく必要がある」
マルチン・ブドコウスキー:「バルテリはミディアムタイヤでスタートしたが、想定していた以上にペースが不足しており、序盤から前方の集団に離されてしまった。チェコはソフトタイヤで良い第1スティントを走り、戦略を変えながら順位を上げようとしたが、マシンの性能差を埋めることは難しかった。今回の週末は事故やトラブルもあり、厳しい展開が続いた。それでも2台そろってフィニッシュできたことは、チームにとって前向きな成果だ。厳しい3連戦を終え、次のレースへ向けてこの経験を生かしていきたい」
ChatGPT, Takumi