以下は、アゼルバイジャンGPレース後の各チームのコメントの要約である。
・ジョージ・ラッセル
ドライバー:「信じられないほど素晴らしい週末で、自分のキャリアでも屈指の出来だった。レースを本当に楽しめたし、最後のスティントはF1で走ってきた中でも特に楽しかった。序盤からペースが良くリードを築けていたので、セーフティカーで差が消えた時は少し残念だった。再スタートではマックスがすぐ後ろにいて一番緊張したが、うまく対処できた。その後はミスをせず集中することを意識した。最後は二人とも全力でプッシュしていて激しかったが、ドライバーとしてはこういう瞬間が楽しい。週末を通してマシンに自然に乗れている感覚があった。この勢いを維持して、今後も先頭で戦いたい」
ブラッドリー・ロード:「ジョージはFP1からすぐにペースを作り、週末を通してほぼ完璧だった。セーフティカーや再スタートで何度も状況が変わり、最後はフェルスタッペンから強いプレッシャーを受けたが、すべてを処理してミスのないレースをした。バクーでこれを成し遂げるのは簡単ではない」
アンドリュー・ショブリン:「素晴らしい勝利だった。週末を通して速く、圧倒的なポールを確実に勝利へつなげた。セーフティカーによって再スタートのたびにプレッシャーがかかったが、レースを非常にうまく管理した。先頭でコントロールを続け、重要な場面できちんと仕事をした」
・キミ・アントネッリ
ドライバー:「今日はダメージを最小限に抑えることを考え、余計なリスクを取らず、チームの獲得ポイントを最大化することに集中した。オーバーテイク・トレインの中に入って進めない時間もあったので、トラブルを避けながらチャンスを待った。自分にとってすべてが噛み合う週末ではなく、今日も十分なペースがあったとは感じていない。それでも16番手スタートから5位なら受け入れられる。目の前のレースを一つずつ処理し、利用できる機会を生かしてできる限りポイントを取った。すぐ次のレースがあるので、もうそこに集中している」
ブラッドリー・ロード:「週末を通して走行量が限られていたので、キミには無理に挽回しようとせず、目の前のレースを走ることが重要だった。全体をよく考えながら走り、16番手から5位まで戻した。それ自体が非常に良いパフォーマンスだった」
アンドリュー・ショブリン:「予選の失望から気持ちを切り替え、16番手から5位まで素晴らしいリカバリーをした。レース中のペースも強く、いくつもの決定的なオーバーテイクで順位を上げた。マシンの速さとキミの粘り強さの両方が表れたレースだった」
・マックス・フェルスタッペン
ドライバー:「非常に強いレースができた。昨日エンジンに問題が見つかって交換し、それがきちんと直っていた。レースの大半で使ったミディアムは期待したほど機能しなかったが、それでも順位を上げられた。ソフトへ交換すると感触がかなり良くなった。最初の再スタートもうまくいき、最後はジョージと全力でプッシュして後続を引き離した。最終周は黄旗の影響でターン15を出たジョージにターボラグがあり、フィニッシュ直前までかなり接近した。今日得られるものは最大限得たと思う。2台で表彰台に上がれたのも素晴らしい。レース自体もとても楽しかった」
ローラン・メキース:「51周を終えて勝利までわずか0.1秒というところまで来て、2位と3位を獲得できた。マシンとパワーユニットのアップグレードが機能し、メルセデスのペースに食らいつけた。マックスは予選で8番手になった状況から、前のマシンをコース上で抜いて戻ってきて、最後はジョージに勝負を挑んだ。チーム全体の進歩を示すレースだった」
・アイザック・ハジャー
ドライバー:「復帰戦としてこれ以上を望むのは難しいと思う。週末を通してマシンはどの場所でも競争力があり、狙っていた位置で戦えるペースがあった。一歩ずつ進めて自信を作っていくやり方が重要で、その結果としてラップタイムも自然についてきた。バクーは復帰するには厳しいコースだったが、リズムに入ると休んでいた感覚がなくなった。レースもすごく楽しかったし、マックスとのバトルも楽しめた。ソフトの方が強いと分かっていたので、最後はマックスの後ろで走ることにも納得していた。2台表彰台はチームにとって最高の結果で、みんなにふさわしい成果だと思う」
ローラン・メキース:「アイザックは負傷から復帰した週末で非常に素晴らしい仕事をし、さらに一段階成長した。マシンを賢く管理してチームにとって可能な最高の結果を持ち帰り、純粋なペースで3位を獲得した。レッドブル加入後で最も素晴らしいレースだった」
・ルイス・ハミルトン
ドライバー:「目指していた週末にはならなかった。レース中はタイヤを適切な作動領域へ安定して入れることに苦労し、必要な性能を引き出しにくかった。特にエネルギーマネジメントを含めてデータを確認し、改善できる部分を探したい。セパンは異なるタイプの挑戦になるので、一度立て直して次戦で強く戻れるよう準備する」
フレデリック・バスール:「バクーでは長いストレートで性能面の不足が出る可能性を事前に分かっていた。予選では1周の速さを示せたが、決勝ではライバルに1周あたり数十分の一秒から数コンマ届かず、その差が大きかった。週末の中で改善できた部分もあるので、そこを理解して次戦へつなげる」
・シャルル・ルクレール
ドライバー:「今日は得られる最大限の結果を取ったと思う。週末を通して主要なライバルが非常に強く、こちらには純粋なペースが足りなかった。前のマシンのペースが上下する場面はあったが、自分のラップタイムを安定させても表彰台争いへ本格的に加わるところまでは届かなかった。状況は短期間で大きく変わるので、次のセパンに向けて取り組んでいく」
フレデリック・バスール:「2番手スタートだったので、当然もっと良い結果を望んでいた。予選の1周では速かったが、決勝ではライバルに対して1周数コンマ不足していた。それが大きすぎた。改善すべき部分を理解する必要がある。一方でコンストラクターズ選手権ではマクラーレンとの差を広げられたので、次戦でも仕事の質を高めたい」
・ランド・ノリス
ドライバー:「ものすごくフラストレーションの残る終わり方だった。週末を通してストレートスピードに苦しんでいたが、それでも重要なポイントをまとめて獲得できる位置にはいた。そこで他車の事故に巻き込まれてレースを終えることになったのは本当に残念だ。あの状況では完全に巻き込まれる側で、できることがなかった。厳しい週末の中にも得られたものはあるので、すべてを確認してマレーシアで最大限の結果を出せるようにする」
アンドレア・ステラ:「0ポイントという結果の責任はチームとして受け止めている。ドラッグが大きく、ストレートスピードが不足し、コーナーでも十分なペースがなかったため、ランドとオスカーを前進させるレースではなく、防御を続けるレースにしてしまった。二人に攻めることへ集中できる、予測しやすくレースしやすいマシンを用意する必要がある。トップスピードの問題を改善してマレーシアへ向かう」
・オスカー・ピアストリ
ドライバー:「とても残念な一日だった。表彰台に上がれるペースがあり、実際にその位置で戦えていた。第1スティントは非常に強かったが、第2スティントのミディアムでは感触が落ちた。その後ターン1でロックして最後尾まで下がり、タイヤにもフラットスポットができたので、そこからできることは限られていた。結果とは別に、自分としてはマシンから速さを引き出す方法について多くを学べた週末だった。マレーシアに向けてリセットする」
アンドレア・ステラ:「オスカーはフロントタイヤをロックするまで素晴らしいレースをしていて、彼らしい速さと正確さを示していた。アップグレード自体は狙いどおり機能してラップタイムを改善したが、このコースではさらに大きな改善幅が必要だった。トップスピードを含む課題を解決して次戦へ進む」
・アービッド・リンドブラッド
ドライバー:「再スタート後のターン1で起きたリアムとの接触について、まずリアムとチームに謝りたい。集団が密集して全員が限界まで攻めていたので、みんなブレーキングが少し遅くなっていた。自分はエステバンを抜こうとしていたが、彼が最後に動き、自分には行く場所が残っていなかった。それ以外は良いレースだった。難しい週末からポイントを持ち帰れたのはプラスだ。チームが週末を通して頑張ってくれたし、レース運営もうまくできた。最後にハース2台と戦えたのも楽しかった」
アラン・パーメイン:「チャンスをうまく利用して6ポイントを獲得できた。パフォーマンス面では普段以上に厳しい週末だったが、決勝ではそれまでのセッションよりマシンが良く機能した。このデータを分析して、さらに改善できる部分を理解していく」
・リアム・ローソン
ドライバー:「自分にとっては良いレースとは言えないが、チームが貴重なポイントを取り、アルピーヌとの選手権争いで少し取り戻せたことはうれしい。週末を通してペースに苦労したので、トリプルヘッダーの残りで改善していく。再スタートのターン1で事故に巻き込まれてマシンにダメージを受け、その後は思うように前へ進めなかった。今日得られたものを持って来週また戦う」
アラン・パーメイン:「厳しい週末の中で起きた機会を生かし、チームとして6ポイントを得られたことは非常に大きい。決勝ではマシンの状態が改善していたので、得られたデータからさらに学び、マレーシアに良い状態で入れるよう準備する」
・オリバー・ベアマン
ドライバー:「2台そろってポイントを取れたことが本当にうれしいし、チームのみんなが誇りに思っていい結果だ。ここ数戦は難しい状況が続いていたので、エステバンと一緒にポイント圏内でフィニッシュできたことには大きな達成感がある。最初の再スタートは大混乱でポジションを失ったが、最終的に2台ともポイントを取れたので結果には満足している。終盤は自分たちだけミディアムで、周囲の多くがソフトだったので難しかったが、最後までやり切れた」
小松礼雄:「長い間積み重ねてきた努力が実った素晴らしい結果だ。苦しい時期にも全員でまとまり、問題を解決しながらマシンを改善してきた。競争力が足りない時期にもピットストップ、戦略、タイヤ運用などのオペレーションを磨いてきたので、マシンに競争力があった今日は全員がきちんと仕事を遂行できた。本当にチームを誇りに思う」
・エステバン・オコン
ドライバー:「8位でも本当に激しく戦って取った結果なので、とてもうれしい。序盤は少し苦しんでいたが、ピットストップでフロントの感触を改善でき、それからは非常に速く走れた。再スタート後はずっと順位を上げていけた。メインストレートでアービッドに抜かれた時は黄旗もあって少し安全側に判断した部分はあるが、いずれにしても彼のストレートスピードが非常に速かった。この結果はチームにふさわしいし、自分にもふさわしい。残りのトリプルヘッダーに向けても大きなプラスになる」
小松礼雄:「全員の努力が報われた結果だ。マシンの競争力が十分でない時期から、チームとして問題解決とオペレーション改善を続けてきた。今日は競争力のあるマシンを用意でき、ピットストップ、戦略、タイヤ運用まで全員が正確に仕事をした。その成果として2台でポイントを獲得できた」
・ピエール・ガスリー
ドライバー:「チーム全体のことを考えると本当に悔しい。フランコとは事故後に話し、彼から謝罪があったので受け入れた。今後さらに改善できるよう、チーム全体でも話し合う。事故まではマシンの感触が良く、ペースも強かった。ルイスとランドのすぐ後ろを走りながら、後方の中団勢との差は比較的楽に管理できていた。今週末はマシンの中で良い感触を得ていたので、このペースをセパンへ持っていきたい」
フラビオ・ブリアトーレ:「2台ともポイント圏内で良いレースをしていたので、選手権で貴重なポイントを失った結果には非常に失望している。ピエールは週末を通して良い仕事をしていた。今回の事故についてはフランコ本人も責任を認めている。チームとして内容を振り返り、同じことを繰り返さないための対応を考える」
・フランコ・コラピント
ドライバー:「今日のレースには本当に失望している。チーム、ファクトリーのみんな、ピエール、ランド、応援してくれている人たち全員に申し訳ない。自分の大きなミスだった。冷えたタイヤとブレーキの状態でロックし、マシンをコントロールできなくなった。チームは週末を通して競争力のあるマシンを作ってくれ、2台でポイントを取れる位置にいたので、本当に申し訳なく思っている」
フラビオ・ブリアトーレ:「フランコは責任を全面的に認めている。セーフティカー後の再スタートという状況を考えるとブレーキングが遅すぎた。チームとピエール、そしてレースを失うことになったランドとマクラーレンにも申し訳なく思っている。時間を取って今回の件を振り返り、今後どのように対応すべきか検討する」
・カルロス・サインツ
ドライバー:「昨日のペナルティがあった後で1ポイントを取れたことはうれしいし、チームにもふさわしいポイントだと思う。難しいレースだったが、セーフティカー後の再スタートをうまくこなし、タイヤもきちんと管理して終盤にポイント圏内へ入れた。今回のアップグレードは前進を示している。安定してポイントを取るにはもう少し必要だが、残りのレースでは中団で戦う機会を増やせそうだ」
ジェームス・ボウルズ:「今回のアップデートを持ち込むためにチームは非常に大きな努力をしたので、1ポイントでも持ち帰れたのはうれしい。第1スティントではペース不足があり、そこは詳しく理解する必要がある。カルロスはチャンスが来た時にきちんとポイントを拾ってくれた。新しいパッケージで少なくとも中団の争いには加われるようになった」
・アレックス・アルボン
ドライバー:「自分でも少し不思議なクラッシュだった。前の周よりわずかに遅くブレーキを踏み、そこに大きな突風が来た。ロックして少しコースを外れる程度だと思っていて、壁まで行くとは予想していなかった。データを確認する。アップデート自体は期待していた通りの前進で、中団争いに加われるようになった。シーズン序盤はマシンの完成が遅れ、重量超過もあったので、新しいシャシーを作るプロジェクトを立ち上げて予定どおり、目標重量で完成させた。8か月前と比べると大きな進歩なので、ここが転換点になってほしい」
ジェームス・ボウルズ:「アレックスはスタート位置を維持して良い仕事をしていたが、少し遅いブレーキングと突風が重なってレースが終わった。今回のアップデートを投入するためにチーム全体が非常に大きな仕事をした。これで少なくとも戦えるパッケージになったので、今後数戦でどこまで行けるか見ていきたい」
・ニコ・ヒュルケンベルグ
ドライバー:「しばらくポイントが見えていただけに、逃したのは残念だ。終盤は10位を走っていたが、前のマシン同士が争ったことで自分のタイムも落ち、カルロスがスリップストリームに入ってきた。ウィリアムズはストレートで非常に速く、守る方法がほとんどなかった。今週末はずっとストレートスピード不足が大きな問題で、このコースでは前へ進むにも守るにも厳しかった。データを確認して次戦でパッケージからさらに引き出したい」
アラン・マクニッシュ:「最初のスティントを長くしてセーフティカーを利用することは当初からの計画で、それによって終盤にはポイント圏内を走ることができた。予選後にチームが夜通し取り組んだ努力への小さな報酬になるところまで来ていた。このコースがマシンに完全に合うとは考えていなかったので、セパンではレイアウトとの相性が改善することを期待している」
・ガブリエル・ボルトレト
ドライバー:「簡単な週末ではなかったが、決勝のペースには前向きな部分があった。新しいパッケージは特に第2セクターで効果があり、マシンもかなり良く感じた。他車の後ろでも良いペースで走れたので、木曜と金曜に苦しんだ後としては励みになる。ストレートでは同じ感触を得られず、まだ速度が足りない。ポイント圏外なのは残念だが、今日は一定の前進を確認できたので次戦へ持っていきたい」
アラン・マクニッシュ:「セーフティカーを生かすため長い第1スティントを走る戦略を採り、それによって終盤にはポイント争いへ加われた。最終的には届かなかったが、このコースがマシンの特性に完全には合わないことは分かっていた。セパンではレイアウトが合うと考えているので、バクーで得た情報を生かしたい」
・セルジオ・ペレス
ドライバー:「自分の走りという点では、バクーで経験した中でも特に強い週末だった。オーバーテイクモードによって自分たちより1~2秒速いマシンとも戦い、第1スティントではついていくことができた。少しでもミスをすれば壁に入るようなレベルで走っていたので、こういうレースを終えると自分の仕事には誇りを感じる。マシンにはまだ純粋なペースとストレートスピードが足りず、ドラッグが大きいためストレートでは標的になってしまう。あと0.5~1秒ほど必要だと思う。大きなアップグレードの予定はないが、週末のオペレーションは少しずつ良くなっているので、最大限を引き出し続けたい」
マルチン・ブドコウスキー:「予選と決勝の結果には少し失望しているが、失望できるところまで来たこと自体が進歩の証でもある。チェコは非常に強い週末を送り、多くのライバルと良いバトルをした。バクーで得た手応えをマレーシアへのモチベーションにしたい」
・バルテリ・ボッタス
ドライバー:「長く難しい一日だった。ペースがなく、フェルナンドと戦うことしかできず、そのバトルでも時間を失った。終盤にターン1でロックしてコースを大きく外れた後、余分な距離を走った影響なのかシステムの状態がおかしくなったように感じた。その後ターン15で非常に大きなスーパークリップが発生し、ブレーキを踏むとフロントだけが効き、リア側では回生が行われていないような感覚になった。全体的にもかなりペース差があったので、来週までに分析することが多い」
マルチン・ブドコウスキー:「バルテリが長いレースを走った末にチェッカーを受けられなかったのは本当に残念だ。発生した技術的な問題について詳しく調査し、原因を突き止める必要がある。チームとしてバクーから得られた前向きな部分も、次のマレーシアへつなげたい」
・フェルナンド・アロンソ
ドライバー:「ストレートで大きくタイムを失うようになったため、マシンをリタイアさせた。原因を詳しく分析する必要がある。この週末が自分たちにとって強いものになりにくいことは事前に分かっていて、実際にその通りになった。今の自分たちの状況を受け止め、マレーシアではもう少し強い週末にできるか見ていきたい」
マイク・クラック:「このサーキットでのペースを考えると、今日は争えるものが多くなかった。フェルナンドからパワーユニット関連と思われる問題が報告され、ストレートでタイムを失っていたため20周目にリタイアした。原因を分析し、セパンまでに立て直す」
・ランス・ストロール
ドライバー:「水圧の問題が発生し、マシンを止めるよう指示された。今回も厳しい週末になった。今年直面している状況は分かっているので、今後のレースへ向けて問題を改善し、さらに2027年も見据えて取り組んでいく」
マイク・クラック:「ランスは8周目に水圧の問題が起きたため、こちらからマシンを止めるよう指示した。このコースではそもそもペース面で大きく戦える状況ではなかった。問題を分析し、来週のセパンに向けてチームを立て直す」
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